内容説明
物語は“鼻で始まり鼻で終わる”。75歳のおばさんが足で始めた「ルーツ」への探訪、たどり着いたドナルド・キーンさんへの質問の手紙と返事。愛しき人たちが紡いだ「ファミリーヒストリー」。
目次
長子さんの鼻の高さはどこから来ているのか?
S・アイザックス商会とは?
何故、愛次郎は、愛一郎ではなく愛次郎と付けられたのか?
長子の母親、前島ギンの目は青かったのか、茶色だったのか?
長子の母、前島ギンとはいかなる人だったのか?
池上本門寺に手がかりはないのか?
小さい3基の墓の謎
謎からの仮説「ギンの親は?」
それでも残る疑問
えっ、もしやギンの父親が愛次郎?兄と言われていた愛次郎がギンの父親?
愛次郎は、自分がハーフであることは認めなかったのか?
愛次郎、前島家族は横浜のどんなところに住んでいたのか?
では、愛次郎の母親は誰なのか?
もしや、初代I・アイザックス氏や2代目S・アイザックス氏、河井愛次郎も料亭田中家に通っていたのではないか?
外国人墓地に眠っている、S・アイザックス氏の息子とは?
ユダヤと言えば驚いたこと
輪島で閃いた!
斎藤さんへの手紙
突然現れたポール・C・ブルームの存在とドナルド・キーンさんへの手紙
S・アイザックスの姉、ローズの息子、ポール・C・ブルームとは何者か?〔ほか〕
著者等紹介
高橋芙佐子[タカハシフサコ]
1946年、東京・阿佐ヶ谷で4人きょうだいの末っ子として生まれる。3児の母。20代、ヒマラヤ山脈に昇る日の出を見るため、インドの北部、エベレストの麓、ダージリンの丘に一人旅。テレビクイズ番組(押坂忍100万円ベルトクイズ、小泉博クイズグランプリ、田宮次郎タイムショック)全て制覇。30代、週刊朝日・パロディ百人一首(井上ひさし、丸谷才一選)一席と三席。還暦を機に、英語と書道をやり直し始める。40~60代、ボランティアでホームステイホストとして、世界各国から50人余りを受け入れる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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