開発と“農”の哲学―“いのち”と自由を基盤としたガバナンスへ

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開発と“農”の哲学―“いのち”と自由を基盤としたガバナンスへ

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434318634
  • NDC分類 610.4
  • Cコード C3036

内容説明

「先進国」による開発は、「途上国」や地球環境にどんな影響を与えているのか?今日の我々の現実をリアルに見つめながら、“帝国”の論理による構造的暴力とエコロジー問題をともに克服し、維持可能な未来社会を展望する意欲作!!

目次

なぜ、開発に翻弄される“農”を問うのか?
第1部 開発が奪ってきた“農”の営みと“いのち”(私たちのケータイが“いのち”を奪っているかもしれない?―コンゴ民主共和国での環境破壊から考える;いつもどこかで飢餓が起きているのはなぜか?―ハイチ共和国の歴史から考える;不公正な「世界=経済」システムはなぜ誕生したのか?―現代帝国主義を成り立たせている思想のルーツを探る)
第2部 “帝国”の論理に抗う人びと(私たちの食が“いのち”を奪っているかもしれない?―セラード開発とプロサバンナ計画の内実から考える;開発への抵抗運動は小農の何を守ったのか?―マルクスの思想から考える;維持可能な民主的ガバナンスを希求する人びとの特徴とは?―プロサバンナ計画に抗つた人びとの実践から考える)
第3部 維持可能な民主的ガバナンスのかたち(人間と“地域コミュニティ”の自律にとって重要な視点とは?―日本とフィリピンとの森をめぐる話から考える;“いのち”をまもる維持可能な民主的ガバナンスとは?―“地域コミュニティ”を基盤に据えた環境思想から考える)

著者等紹介

澤佳成[サワヨシナリ]
1979年1月生まれ。鹿児島大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了(教育学修士)。東京農工大学大学院連合農学研究科修了(博士(学術))。2008年より東京家政大学ほか非常勤講師、2011年より弘前大学教育学部専任講師を経て、2013年より東京農工大学大学院農学研究院専任講師。専攻は環境哲学、“農”の哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

43
スマホのレアメタルであるタンタルはコンデンサの小型化原料。コンゴの人の尊厳を蹂躙し、熱帯林破壊の可能性を示唆する(27頁)。便利の裏に破壊あり。自国で生産できる食料や資源はなるべく自国で賄い、自国で生産できない、足りない食材や資源だけをグローバルに融通しあう(108頁)ことを提起している。御意。筆者の提案は、<マルチチュード的コスモポリタン>で、これはローカルな暮らしを営み、帝国の圧力が表出したときには連帯して公的行動をし、権利を確定したのちに、多様な生活の維持を認め連帯するありかたのようだ(189頁)。2024/07/30

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