内容説明
異世界の路地裏で生まれ育ったルートは、10歳のとき、手違いにより貧困街に転生していたことを、神様から知らされる。お詫びとして最強スキルを授けられた彼は、路地裏で暮らす人々に幸せを届けようと決意。夢の実現に向けて、仲間と共に大忙しで働いていた。そんなルートたちのもとに、とある依頼が舞い込む。それは、命を狙われている隣国の神官長を守ってほしいというものだった。神官長を守るため、ルートは知恵を絞り、毒沼のダンジョンを快適な隠れ家に魔改造。美味しい日本食に舌鼓を打ち、レア鉱石も採り放題…逃げてきたはずが、楽しいキャンプがスタートしてしまい―!?
著者等紹介
mizunosei[MIZUNOSEI]
小説を書き始めたきっかけは、大学で文学部に在籍中、同人誌に短編小説を寄稿したこと。2021年、書き溜めていた小説をWeb上で公開し、『スラム街の陽だまり―少年は覚醒し、意図しないのに誰かを幸せにする』の連載をスタート。2022年5月、改題、改稿を経て出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。