内容説明
札幌で糖尿病専門病院を経営する著者が綴る、北海道における糖尿病の歴史。北海道開拓時代から続く糖尿病治療の苦難の道のりを分かりやすく解説するだけでなく、世界の糖尿病研究から予防法までを詰め込んだ、医療従事者必携の書。
目次
日本における糖尿病の幕開け
アイヌと糖尿病
近代医療の準備期
北海道の医療の始まり(函館時代)
札幌の医療のはじまり(明治・大正期)
血糖値とヘモグロビンA1c
糖尿病の食事療法
北海道大学第二内科と糖尿病
北海道糖尿病協会(患者会)
小児糖尿病サマーキャンプ
インスリン治療
糖尿病内服剤のはじまり
日本糖尿病療養指導士(CDE)の誕生
糖尿病患者教育
糖尿病専門病院
現代の糖尿病診療
糖尿病対策推進会議と包括的療養介護
糖尿病診療の今の話題
著者等紹介
佐々木嵩[ササキタカシ]
M.D、PhD。昭和38年弘前大学医学部卒業。昭和39年北海道大学医学部第二内科入局。昭和56年恵仁会佐々木内科病院開設。平成元年5月ジョスリン糖尿病センターにて研修。平成6年、8年、11年ポートランド糖尿病センターにて研修。平成15年サンフランシスコ糖尿病センターにて研修。日本糖尿病学会専門医、指導医、功労評議員。日本内科学会認定医。日本病態栄養学会元評議員。札幌医師会学会賞、札幌医師会功労賞、北海道医師会功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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