内容説明
広報(PR)の中でも、現在、世界的に注目されているのが「戦略広報」という手法です。「戦略広報」は端的に言えば、広報(PR)を単なる一機能としてではなく、企業経営の中核として活用します。自社の事業や商品を、雑誌の記事やテレビ番組などのメディアが取り上げることを想定して開発し、広報(PR)を柱にSPや広告を組合せて、プロモーション、販売まで一貫して広報(PR)を遂行するという経営の最先端の優れた手法です。―中略―広告費=掲載費であるプロモーション費も低コストで済むと同時に、企業ブランドの構築と長期的な利益も獲得できるのです。
目次
第1章 「広報(PR)」理論編(広報(PR)の理論
広報(PR)とは何か?
広報(PR)と広告の違いは何か? ほか)
第2章 「広報(PR)」実務/基礎編(コンテンツの創出;リリースの書き方;メディアへの情報配信)
第3章 「広報(PR)」実務/応用編~戦略広報の必要性と具体的な展開方法~(「戦略広報」が求められる理由;戦略広報の広報戦略の立案;戦略広報の具体的な展開方法)
コラム 戦略広報を駆使してカレー大學は大成功!広報(PR)を巧みに駆使してカレー界の名門校へ!
著者等紹介
井上岳久[イノウエタカヒサ]
広報(PR)を事業の中核に組み込み、戦略的に事業成長を大きく促進させる手法「戦略広報」を指導するコンサルタント。商社などに勤務後、横濱カレーミュージアム・プロデューサーなどで辣腕を振るう。2002年代表に就任、入館者数減少に悩む同館をわずか1年で復活に導き、年100回以上のイベントを実施し週2~3回のリリースを配信するという独自の理論に基づいて広報(PR)を実施し大成功を収める。2006年退任後、戦略広報の手法を講演やコンサルティングで大企業及び官公庁など中心に指導の展開を開始。指導先は中央官公庁や地方自治体から大学、大企業、各種業界団体、中小企業と幅広く、これまで1千社以上にわたり、広報(PR)に関する講演も年間100回以上行っている。また、カレー研究の第一人者としても知られ、カレー全般に精通しており、カレー業界全体のPRのために「株式会社カレー総合研究所」を設立し、代表取締役も務めている。カレーブームを巻き起こしたことでも有名。テレビや新聞、雑誌などにも毎年100回程出演。近年、後進の指導にも注力し「カレー大學」を設立し、次世代のカレー業界を牽引するプロフェッショナルを育成している。1968年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。