内容説明
なぜ、かほどまでに、「芸術」が重大なのか?!「衆愚の闇」は世界に暗黒をもたらし、「衆賢の光」は世界に光明をもたらす。宇宙誕生から現代までの壮大な歴史と、人類の文明史をわかりやすく紐解き、人類のこれからのあり方を問う世界文明論。ネアンデルタール人から縄文人…そして、ヨーロッパルネサンスへと脈々と受け継がれてきた「母乳(ちち)と野花密(みつ)の文明」。環境破壊、気候変動、貧富の格差拡大、原発の放置…大きな「世界課題」を抱え、ゆきづまった人類を救うカギはどこにあるのか?日本を代表する「先達詩人」原子修が、千年後の未来のために、物質主義に陥った現代に警鐘を鳴らす。
目次
序曲 万象の生みの親なる大自然
第1楽章 古代をつらぬく“人間性”
第2楽章 “シュメール系文明”の発生
第3楽章 新しい““精神文化機能”優位の文明”を求めて
第4楽章 “シュメール系文明”のゆきづまり
終曲 新しい世界文明の創造へ!
著者等紹介
原子修[ハラコオサム]
1932年、函館市生まれ。詩集『鳥影』で北海道詩人賞受賞、『未来からの銃声』で日本詩人クラブ賞受賞、『受苦の木』で現代ポイエーシス賞受賞。叙事誌『原郷創造』で北海道新聞文学賞受賞。詩劇54作品119公演を道内・道外・海外で実施し、北海道芸術新賞・北海道文化奨励賞・札幌市民芸術賞(現札幌芸術賞)・北海道文化賞を受賞。地域文化功労者表彰(文化庁)を2003年に受ける。他に、童話集『月と太陽と子どもたち』で北の児童文学賞特別賞を受賞。日本文藝家協会員、日本現代詩人会員、日本詩人クラブ名誉会員、全国龍馬社中副会長、日本ユニセフ協会賛助員、国連難民サポーター(国連UNHCR協会)、北海道文学館参与、ほっかいどう龍馬会名誉顧問、北の縄文道民会議会員、日本現代詩人会より「先達詩人」の称号を授与(2020年)、JAM(縄文芸術家集団)代表、札幌大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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