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内容説明
カリフォルニア北部の海岸にある素朴な芸術家村で、シャノンは創作にふけりながら、静かな生活を送っていた。しかし、この数日、隣のコテージにやって来た詩人のような雰囲気の男が気になって仕方がない。シャノンは思いきって、散歩中の彼に声をかけ、夕食に招いた。来ないだろうと思っていた彼が招待に応じたのはうれしかったが、突然失礼な話題を持ち出し、和やかなムードをだいなしにした。しかも、芸術家だとばかり思いこんでいた彼は、シリコンバレーでベンチャービジネスに生きる一匹狼だった。
著者等紹介
クレンツ,ジェイン・アン[クレンツ,ジェインアン][Krentz,Jayne Ann]
カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、1979年より作品を発表。アマンダ・クイックやジェイン・キャッスル、ステファニー・ジェイムズなど7つの作家名を使い分け、バラエティに富む著作を生み出してきた。ニューヨークタイムズのベストセラーリストにも多くの作品を送り込み、不動の人気を誇っている。小説以外の執筆にも積極的で、ロマンス小説についてのエッセイ集が女性学の機関による賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
随分前の作品の再販です。この時代の作風に多い、女性蔑視を忌み嫌い、いかにも自分が自立しているように見せようかと必死になるパターンですね。ストーリー的には読みやすかったです。ヒロイン以上に苦労して今の地位と財を成したヒーローが、芸術肌ではなく、ビジネスマンということで失望を覚えられるところも、右脳と左脳の考え方の違いで、どちらにも当てはまる偏見だと思いました。ヒーローもヒロインも思い込んだらトコトンという、一途な正確ですが、どこか拗ねてるんですよねぇ(*´∀`*)2015/08/02
Mari
0
★★★☆2012/03/21