内容説明
史実と神話が織り交ぜられた記紀に潜む歴史の闇。国作りは弥生時代に九州で始まった。朝鮮半島にあった古代国家の加耶が九州北部に作った国が邪馬台国。狗奴国に敗れた邪馬台国に、加耶王が参戦して大和に移り、これを神武東征とした。しかし百済勢力に征服され、三輪王朝から河内王朝へと代わった…。歴史の闇を紐解きながら、古代の建国から天武天皇の即位までを読みやすく迫った書。
目次
第1章 高霊加耶から来た王
第2章 女王国は九州北部
第3章 山門に邪馬台国
第4章 加耶王東遷
第5章 百済大王へ
第6章 史実と神話が交錯する『日本書紀』―あとがきに代えて
著者等紹介
千寿史人[センジュフビト]
1947年(昭和22年)東京生まれ。定年退職し、現在に至る。在職中の資格は建築設備士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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