内容説明
お前をどこまででも、捜しに行く。もう、逃がさない。ドラゴンの言葉を理解できるという異能を持ち、田舎街の騎士団に勤めるカイル・トゥーリは、ある日、昔の恋人、アルフレートと再会する。カイルは三年前に別れてから、彼を忘れた日はない。だが、かつて直属の上司だったアルフレートは今や辺境伯で、自分は平民の、ただの一介の騎士。―それに、カイルは、彼を裏切ったのだ。自分にはアルフレートの傍にいる資格などないと、カイルは彼と距離を置こうとする。けれど、アルフレートはそれを許してくれなくて―WEBで大人気のBLノベル、待望の書籍化!
著者等紹介
矢城慧兎[ヤシロケイト]
2019年よりWebにて小説の公開を始める。アルファポリス「第7回BL小説大賞」において『半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される』で特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
22
タイトルまんま、辺境伯×半魔の竜騎士。再会溺愛ファンタジー。ラブはもちろん、無邪気でにぎやかなドラゴン達、美しい魔族、楽しかった。2021/01/31
ももちゃん
6
再会もの。受けが裏切った(という誤解)で攻めに嫌われてっていうの大好物♡だけど早々にしつこい攻めさんに絆されてしまっていたのでもうちょっと抗ってほしかった!攻めが周囲に嫉妬しまくりなのは最高です。キトラさんが過保護お兄ちゃんに進化しそうで楽しみ〜というかキトラさんとても好きです。カムイもかわいいな〜ってニコニコしてたらわんこだった!嬉しい!!その辺もっと詳しく教えてほしい!主役ふたりよりってよりもかわいいドラゴンちゃん達や脇役メンツが個性的でみんな好きだったので続きもこのまま楽しめそう2023/08/19
きなこ
2
喋り方は普通の青年だけど、致すときはほぼ女子。性行為中だけ女子になる受は対象外なので薄目で読み飛ばし。攻はどうしてほしいか言わせたい系。序盤と終盤に目立つ『~して。』『~見て。』みたいな、言い切らない文章を多用する作家が苦手だから続きは読まない。それが大丈夫なら、盛り上がりには欠けるものの、鬱展開もなく安心して読める普通のファンタジーBLしてた。2021/12/03
ゆー
1
WEB公開されている過去編からスタートした方が良かったんじゃないか?本では2人が何故深く惹かれ合ってるのか分からなかったし、カイルとキースの背景もより理解できたしヒールのハインツとの出来事等々てんこ盛りで過去編を入れなかったのは勿体無いよー。カイルの劣等感がしつこかったけど、アルフレートの紳士な執着が素敵でした。2024/01/16
栫
1
BLファンタジー。過去に何か色々ありましたよ。それを踏まえて話が動いてますよ。1巻だけど、そんな感じで事が動いてる。ってことは、おいおいその過去を詳しくやるのかなぁって感じ。 カイル君と竜が会話してシーン(戯れられてる)可愛くてすき。でもHの時途端に女の子みたいになっちゃうのが気になったかな...。 キャラとしては、キトラ兄ちゃんとカムイとか、猫かぶったキースとか、テオドールとか脇陣が好きかな。脇陣がいい味あるとそれだけで次も読みたくなる2023/05/27