中公文庫<br> 江戸の健康食

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中公文庫
江戸の健康食

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122075160
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1121

出版社内容情報

「朝茶はその日の難のがれ」「大根くうたら葉っぱ干せ」。海の幸、山の幸、発酵食品から、酒の飲み方まで。身近な食材をつかって病気にならないように工夫した先人の知恵に学ぶ。当時の料理法や養生法を、様々な文献から紐解き、現代の栄養学に照らしながら、わかやすく解説、さらにお勧めメニューの作り方を指南する。

内容説明

「朝茶はその日の難のがれ」「大根くうたら葉っぱ干せ」。身近な食材をつかって病気にならないように工夫した先人の知恵に学ぶ。海の幸、山の幸、発酵食品から、酒の飲み方まで、様々な文献から当時の料理法や養生法を紹介、現代の栄養学に照らしながら、わかりやすく解説する。さらに著者独自のお勧めメニューの作り方を指南する。

目次

一の膳 発酵食の精華(甘酒―病院の栄養点滴に匹敵する発酵飲料;納豆―納豆食べればナットクの健やか人生 ほか)
二の膳 和の食の盟主(豆腐―復活させたい豆腐百珍の「ろくじょう」とは;ゆばと麩―精進料理や懐石料理に欠かせない尊食 ほか)
三の膳 海の幸の満悦(鯨を食す―毒がなく、人の体によく、美味しいもの;鯨を捕る―巨大な生きものに挑んだ先人たち ほか)
四の膳 山の幸の恩恵(大根―咳止め、痰切り、解熱に重宝した民間薬;干し根菜―特有の匂い「日向香」がうれしい素朴食 ほか)
五の膳 日本酒の余徳(燗酒―ちろりや徳利の登場で湯煎が一般化した;強壮酒―ひれ酒、骨酒、甲羅酒、野鳥酒… ほか)

著者等紹介

小泉武夫[コイズミタケオ]
1943(昭和18)年、福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学農学部醸造学科卒業。農学博士。東京農業大学名誉教授。広島大学、鹿児島大学、琉球大学、福島大学などの客員教授を歴任。専門は醸造学、発酵学、食文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

niz001

4
わかりやすい江戸の食物本。鯨だけ妙に詳しい。辛皮は初見。2024/05/27

ももいろ☆モンゴリラン

3
「小泉節」とでも言うべき食欲をそそる擬音の数々は封印し、博覧強記の調査引用ご専門の発酵学。なにより後書きの最後の一文、貝原益軒からの引用が素晴らしかった。2024/07/14

くらーく

1
他のレビュアーさんが書かれてあるように、本書ではいつものピュルピュルなどの擬音が無いのよね。何か物足りないのはその辺だったわ。 江戸時代は、薬も無いし、公衆衛生もひどいし、現代とは違いすぎるよね、想像だけど。そうすると、本書で書かれているような民間の知恵で少しでも健康を守ろうとするのでしょう。その知恵が素晴らしいと。特に、発酵に関するものは特筆。せっかくの知恵を上手く使いたいですね。現代に合わせてだけど。 おわりに、にある「ご馳走の山盛り」と言うことわざは、ぜひ広く知られて欲しいな。現代はぜいたくし過ぎ。2024/09/05

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