内容説明
実印の怖さや遺言書の効力、争い事の和解方法や相続問題、高齢者の意思確認など、自身が経験してきた数々の事例を示しながら語られる内容は、これらに直面して困っている人やそうした方々の役に立とうと奮闘している次世代の司法書士たちに向けた温かな助言となっている。
目次
実印の怖さ(2020年記)
認知症の方の遺言書作成(2019年記)
和解(即決和解)(2018年記)
危機管理(2018年記)
心・技・体(承継)(2017年記)
争いと裁判(2017年記)
法定相続情報証明制度(仮称)(2017年記)
相続財産分割協議(法定相続情報証明制度2)(2017年記)
孤独死(2016年記)
守秘義務と遺言(2016年記)〔ほか〕
著者等紹介
岸本和平[キシモトカズヘイ]
司法書士。1946年生まれ。1969年関西学院大学法学部卒業。司法書士試験合格、兵庫県司法書士会会員となる。1979年司法書士岸本和平事務所所長となる。1980年測量士補合格。2004年簡裁訴訟代理等関係業務認定される。2012年名称を「岸本司法総合事務所」と定める。2013年司法書士法人岸本事務所を設立、代表となる。一般社団法人日本財産管理協会に入会。同上の『財産管理マスター』資格認定される。公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートに入会。2020年司法書士法人岸本事務所の代表を退き社員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まりも
0
インパクトのある表紙に引かれ内容を調べずにネット購入。小説風だと思って読み始めたら、がっつり実務書だった。相談事例とそれに対する解決法、必要書類の記載。昼休み気軽に読もうと思ったら、仕事の延長のような状態に…。司法書士目指している人、法律・不動産系職種に勤務している人、法学部の学生には、参考になると思う。逆に、法律から遠い人にはあまりかみ砕いて説明がなされていないため、難しく感じると思う。2022/11/29
Tomomi
0
司法書士が対処した具体例が並んでいる。同じ司法書士にも弁護士にも依頼する側にもそれぞれの読み方が出来て参考書みたいな本。著者の誠実さが伝わってくる。2021/01/27
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