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内容説明
ニッポン独自の音楽形態“ムードコーラス”。過ぎ去りし夜の百花繚乱、その神髄を求めて。元「和田弘とマヒナスターズ」異端芸人タブレット純、自らの出生を巡る。
目次
松平直樹、マヒナスターズを語る
棚橋静雄、ロス・インディオスを語る
大川光久、ロス・プリモスを語る
敏いとう、ハッピー&ブルーを語る
宮路オサム、殿さまキングスを語る
平和勝次、ダークホースを語る
宮本悦朗、クール・ファイブを語る
鶴岡雅義、東京ロマンチカを語る
最終章・マヒナ浪漫紀行―我が出自を訪ねて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
12
私には、結構サブカル趣味な所があり、歌手、芸人のタブレット純さんもその一人(阿佐ヶ谷姉妹の「阿佐ヶ谷アパートメント」の案内人役)。さて本書は和田弘とマヒナスターズの最後のボーカリスト純さんが辿るムードコーラスの巡礼の旅。対談がメインですが、これが敏いとう、平和勝次、宮本悦郎、宮地オサム、鶴岡雅義と涙腺崩壊ものの面々、これにマヒナ、ロスイン、ロスプリ(略語ですみません)の大御所御三家から東京エコーズ、ロス・フラミンゴスなどマイナーバンドまでたっぷり紹介されます。読後久しぶりに「宗右衛門ブルース」を聞きました2023/06/26
hitotak
6
ムードコーラスというとメジャーどころの2、3のグループ名とヒット曲を知っている程度の私だが、この本はそんなライトな読者への説明など一切なく、「皆様ご存じの~」というスタンスでメンバー達にインタビューを行って超マニアックな質問を投げかけ、聖地であるキャバレー跡地を訪れ、これまた濃い目で文字数みっちりのコラムが綴られている。同行者の編集者らしき山中さんも謎のまま、半分以上置いてけぼりだったが結局最後まで読んでしまったのは、著者の達者な文章の面白さとムードコーラスへのゆるぎないリスペクトが感じられるからだろう。2021/10/24
いたち野郎
0
いつか中身の半分くらい理解できる日が来るかもしれない。2021/11/03