内容説明
祖父の実家である、銀山温泉の宿「花湯屋」で働くことになった、花野優香。大正ロマン溢れるその宿で待ち構えていたのは、なんと手のひらサイズの小鬼たち。驚く優香に衝撃の事実を告げたのは従業員兼、神の使いでもある圭史郎。彼いわく、ここは代々当主が、あやかしをもてなしてきた宿らしい!?さらには「あやかし使い」末裔の若女将となることを頼まれて―訳ありのあやかしたちのために新米若女将が大奮闘!心温まるお宿ファンタジー。アルファポリス「第2回キャラ文芸大賞」大賞受賞作!
著者等紹介
沖田弥子[オキタヤコ]
山形県在住。2017年よりWEBに小説を投稿しはじめる。2018年より連載を開始した「みちのく銀山温泉あやかしお宿の若女将になりました」でアルファポリス「第2回キャラ文芸大賞」大賞を受賞。2019年、同作で出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おつまみ
44
出会いは人間やあやかしをも変えてしまう。人とのちょっとした出会いで人生まで決定するのはままあることだと思う。2019/08/19
陸抗
25
妖を癒す為の温泉宿で女将をする事になった優香。玉枝と健太のほのかな愛情のやり取りが好き。キノマヨイも良かったな。全体にほっこりとした話が多かったけど、次からは不穏な話も出てくるかな。2024/07/17
MAXKAO
8
「出雲のあやかしホテル」の影響で読んだけど、あっちより好みかも。まさか山椒魚に感動するとは思わなかった(笑)まぁ、最初がいいのは、シリーズ物になる必要条件ではあるけどね。2021/02/02
チェス
6
あやかしさん達が凄くいい!可愛いし、時に切ないし。続きも是非に!2021/04/17
浮草
6
あやかしをちょっとした感動ばなしに導くために都合よく使っているように思えた。銀山温泉にも行ったことがあるから期待していたが、山形の郷土料理以外は銀山温泉である必要はなさそう。もう少し深いと良かった。2021/01/31




