文春文庫<br> 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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文春文庫
嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

  • 鈴木 忠平【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167922887
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

第53回大宅壮一ノンフィクション賞、第21回新潮ドキュメント賞、第44回講談社本田靖春ノンフィクション賞受賞。
史上初、前人未到の三冠達成!
令和最高のノンフィクション、ついに文庫化。

この本は一体、何人の人生を変えるのだろうか──

各界から感動の声、続出! 
中日はなぜ「勝てる組織」に変貌したのか? 
スポーツ・ノンフィクションの枠を超え、社会現象を巻き起こし、2022年のノンフィクション賞を総なめにした大ベストセラー。
文庫化にあたり、完全試合目前での“非情采配”山井大介投手降板劇の真相に迫る新章「それぞれのマウンド」を書き下ろし。
新たに川上憲伸に取材、2007年日本シリーズ、幻の第六戦に登板予定だったエースは、あの夜、何を見たのか──?



なぜ 語らないのか。
なぜ 俯いて歩くのか。
なぜ いつも独りなのか。
そしてなぜ 嫌われるのか――。

中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースですべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。
それでもなぜ、落合博満は〝嫌われた監督〟であり続けたのか。
謎めいた沈黙と非情な采配。そこに込められた深謀遠慮に翻弄されながら、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった男たちの証言から、孤高にして異端の名将の実像に迫る。

著者の鈴木忠平氏は中日の番記者として8年間担当。新たな落合監督像を浮かび上がらせると共に、中日が「勝てる組織」へと変貌していく様をドラマチックに描く。

組織における人材登用術、リーダーの覚悟などビジネスパーソンにも大きな影響を与えた傑作ノンフィクション。

内容説明

なぜ語らないのか。なぜいつも独りなのか。そしてなぜ嫌われるのか。謎めいた沈黙と非情な采配に翻弄された男たちの証言から、孤高にして異端の名将の実像に迫る。組織における人材登用術、リーダーの覚悟などビジネスパーソンにも影響を与えた傑作ノンフィクション。文庫版新章「それぞれのマウンド」収録。

目次

プロローグ 始まりの朝
第1章 川崎憲次郎―スポットライト
第2章 森野将彦―奪うか、奪われるか
第3章 福留孝介―二つの涙
第4章 宇野勝―ロマンか勝利か
第5章 岡本真也―味方なき決断
第6章 中田宗男―時代の逆風
第7章 吉見一起―エースの条件
第8章 和田一浩―逃げ場のない地獄
第9章 小林正人―「2」というカード
第10章 井手峻―グラウンド外の戦い
第11章 トニ・ブランコ―真の渇望
第12章 荒木雅博―内面に生まれたもの
エピローグ 清冽な青
文庫版新章 それぞれのマウンド

著者等紹介

鈴木忠平[スズキタダヒラ]
1977年、千葉県生まれ。名古屋外国語大学を卒業後、日刊スポーツ新聞社で中日、阪神などプロ野球担当記者を16年間経験して2016年に退社。2019年までNumber編集部に所属したのち、フリーのノンフィクション作家として活動する。本作で第32回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、第53回大宅壮一ノンフィクション賞、第44回講談社本田靖春ノンフィクション賞、第21回新潮ドキュメント賞を受賞。ノンフィクション賞の三冠を達成したのは史上初(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

51
文庫版が出て新しく買いました。 ドラゴンズが、低迷している今だからこそ読んでよかったと思える作品でした。 チームとしての総合力が、チームの成績を決めるんだな? と思って読んでいました。 みんなが応援してみんなでゲームを見にいってもそれが、チームを強くすることになるのか 或いは、チームが、強くなることをみんなが望んでいるのか? 考えてしまいました2024/10/24

007 kazu

39
選手他の第3者目線と著者の1人称目線で落合を掘り下げる。経営者ならリーダー像として推薦図書に挙げるかもしれないが、それにとどまらない多面的な読み方ができるのが本書の魅力。落合はもちろん、記者の末席で伝書鳩の立場しかなかった著者の立ち位置が落合との距離感と共に変化する模様も面白い。立浪外しや川崎の開幕投手抜擢もかなりのものだが、やはり日本一決定試合で完全試合目前の山井を9回に降板させた伝説の采配。登板を告げられた岩瀬、9回に上がれるかを問われる投手、その判断を聞きに行くコーチに迫った章は圧巻である。(続く)2025/01/23

confusion_regret_temptation

32
天才野球人落合博満の、中日監督時代を深く深く掘り下げた骨太なノンフィクション。章ごとに関わった選手やスタッフの背景や心情を加えることで、より深く濃く落合という人を浮かび上がらせてくれた。文章も読み易く、なかなかの厚さだがそれを感じることなく読み進めることが出来た。良かったです。2025/01/14

ベンアル

27
ハードカバーに続き書店にて購入。落合監督の8年間について、選手や裏方など当事者目線で当時を語る。森野と立浪のレギュラー争い、小林と前田の対決、山井の日本シリーズ完全試合未遂など当時の中日ファンにとっては大変読みごたえがある。当時の中日ファンであったことを誇りに思う。2025/01/31

hnzwd

27
否定的に語られることの多い落合監督の8年にわたるエピソードを当時の担当記者が描いたノンフィクション。監督本人の言葉はやはり少なく、周囲の発言と感情の表現で、そういうことだったのかな、と思わせるのはうまい。「心は技術で補える。心が弱いのは、技術が足りないからだ。」「俺は好き嫌いで選手を見ていない。でも、この世界、そうじゃない人間の方が多いんだ。だからお前は嫌われても使わざるを得ないような選手になれよ。」あたりの言葉は強いなあ。監督時代は優勝4回。退任後は一度も優勝が無いって時点で間違いなく名将。。2024/11/03

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