内容説明
日本赤十字社医療センター初のオリジナル書籍！ 日々診療に励む医師や看護師ら職員が、ぜひ患者さんに伝えたい事柄をまとめました。健康寿命を延ばすためのポイント、最前線の医療情報や治療法まで、気になった項目だけ拾い読みができます。ほとんどの病気が生活習慣から起因します。毎日の小さな改善で、いつまでも健康で有意義な人生を送りましょう！
目次
第１章 健康に過ごすための予防医学…タバコ（禁煙外来）、アルコールによる肝障害（肝硬変）、体重維持、薬の飲み合わせ、歯周病、検診、ＰＥＴ検査・内視鏡検視・脳ドック・遺伝子検査・がん検診・腫瘍マーカー
第２章 それって生活習慣病かも？…高血圧、糖尿病生活習慣病と眼、腎代替療法（透析・移植）、高脂血症、肝機能障害、動脈硬化（心臓の血管の狭窄）、大動脈瘤、頸動脈狭窄（脳梗塞の予防）、閉塞性動脈硬化症、心房細動
第３章 放っておくと怖い 身近な病気…白内障、緑内障、呼吸器疾患、皮膚の健康、前立腺の治療、更年期障害
第４章 がんかもしれない がんになっても諦めない…肺がん（ゲノム医療・遺伝子検査・胸腔鏡手術）、胃がん、膵がん、肝臓がん、食道がん、大腸がん、前立腺がん…ＰＳＡ検診、血液腫瘍（白血病・造血幹細胞移植）、乳がん、婦人がん、脳腫瘍、化学療法（がん薬物療法）、サイバーナイフ、痛くない方法で（内視鏡治療・低浸潤治療－腹腔鏡・胸腔鏡）、ロボット支援手術（ダビンチ）、肝転移の治療（肝腫瘍・大腸がんの肝転移）、持病がある場合（糖尿病・腎臓病・心臓病・呼吸器疾患）、妊娠中のがん、高齢者のがん、放射線治療、免疫治療（免疫チェックポイント阻害剤）、代替療法
第５章 健康寿命を延ばす ロコモを知ろう…健康寿命、運動器機能の重要性（ロコモティブ症候群）、骨と筋肉量、骨粗鬆症、腰痛の予防、膝痛の予防、腰や下肢に強い痛みがでたとき、慢性化した痛み―１ 人工股関節置換術、２ 膝周囲骨切り術と人工膝関節置換術、３ 還納式椎弓形成術、４ 低侵襲手術で負担軽減、関節リウマチ
第６章 認知症とパーキンソン病 早期発見と治療のポイント…認知症とパーキンソン病、認知症と難聴、認知症と嗅覚
第７章 患者さんの回復を支えるサポート体制…リハビリ（嚥下訓練で誤嚥性肺炎を防ぐ）、緩和ケア、歩行障害…ノルディックウォークで姿勢を矯正、看護力、初診からサポート（患者支援センター）、チーム医療（多職種連携）、臨床検査について、ＭＥセンター、救急医療（地域包括ケアシステム）
