目次
第1章 般若心経について(般若心経とは;大乗仏教と般若心経 ほか)
第2章 般若心経を読む(摩訶般若波羅蜜多心経;観自在菩薩~ ほか)
第3章 般若心経を知る(般若心経の教えとは;“空”とは何か ほか)
第4章 般若心経を生活に取り入れる(般若心経を実践する;お経を読んでみよう ほか)
著者等紹介
武山廣道[タケヤマコウドウ]
1953年生まれ。73年、正眼専門道場入門。天下の鬼叢林(おにそうりん)といわれた正眼僧堂にて多年修行。96年4月、白林寺住職に就任。2011年3月、全国宗務所長会会長就任。12年、臨済宗妙心寺派宗議会議員・名古屋禅センター長・文化センター講師など宗門の興隆に勤しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひめぴょん
6
般若心経のエッセンスを端的に表した書です。住職さんから法話会参加者へのプレゼントです。 言葉についての解説を軸とした「第3章 般若心経を知る」は法話会を聴講しているからこそ表面だけでなく芯からじわっと理解できると感じられました。今まで学んできた背景があると理解がより深まった気がします。 物の見え方は私たちが決めている。先入観や思い込みを捨ててありのままの姿を見ることが“空”。 執着を手放して、知足の心を持つ。 2022/08/28
TS
1
「空」を理解するためにも、読経していこうと思います。2020/04/01
equi_libria
1
法事で必ず読むお経の意味を知りたくて購入。 全文と現代語訳と解説の三部に分かれていて読みやすい。特に解説は文節ごとにページが割かれており、馴染みのない仏教用語の理解を促すために心を砕いている。 般若心経は仏教のエッセンスが短い文章に詰まっている程度の事前知識だったが、「空」の概念や大乗仏教と上座部仏教の違いなど興味深かった。解説の間に挟まる写真の数々にも心が洗われる(ストックフォトであることは承知)。2019/10/27