内容説明
医療機器メーカーの総務課に勤める、原田ひなた二十四歳。とにかく目立たず日々を過ごしたい彼女は長い前髪と堅苦しいメガネで地味な姿に“擬態”している。しかしある時、秘書室のエリート社員・颯介に素顔を隠していることがバレてしまった！さらに不運は続くもので、彼の部下になるような異動辞令が出る。すると颯介は、擬態をやめて秘書にふさわしい格好をしろと言いだした。これで、平穏無事な堅実ライフもおしまい…と、失意のひなた。そんな彼女をさらに混乱させるように颯介は、上司以上の距離感で身も心も蕩かして―？恋に臆病な擬態系地味子が、大人な彼に甘やかされ尽くす。
著者等紹介
柊あまる［ヒイラギアマル］
２０１４年よりＷｅｂにて小説の投稿を始める。２０１５年に出版デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つっきー
6
★★★ あまりに美人過ぎて困るから、素顔を隠して仕事に行ってる彼女。ひょんなことから、フランス語が出来ることがバレてしまい、秘書になる。悪くはない設定なんだけど、とにかく性格が暗い！そりゃ嫌な思いしたんだろうけど、引きずり過ぎだわー。と残念な気持ちになってしまった。やっぱり主人公に好感が持てないと、最後までのめり込めないかな。彼の転勤の辺りも、今からまでの流れから違和感を感じてしまって残念だった。2018/09/22
ちかぞお
6
美人だけど、その顔が原因でトラブルが多かった故にモッサい女に擬態しているヒロインと、彼女の新しい上司というカップル。上司の大人の包容力がたまりませんぜー！！コンプレックスからイジケになってるヒロインがお子ちゃまですが、彼女も様々な経験を通して成長していくので、読んでて彼女のイジケっぷりがイヤミにならなくていいです。強いて言えば、素敵キャラなエリックさんと奥様がもうちょっと絡んでくれたらなー。でも、他のサブキャラさんたちもいい仕事してます。個人的に、秘書室の上司と先輩女史がくっついてくれればいいのに。2017/03/12
一条梓（アンフィトリテ）
5
長浜市立湖北図書館から。気になったので再読。2020/01/17
マチ
3
電子版。容姿が端麗なせいでコンプレックスを持ち、擬態してたヒロイン。そのヒロインに惚れたヒーローと恋人になれたのは良かったけど、そのせいで受ける嫌がらせがなかなか。警察す介入させちゃいなよ！ってレベルだよね。友達のカレンさんも大きなトラウマ抱えてたのには驚き。というかニューヨークまで追いかけてくるなんて。個人的には室長と先輩女史が結婚とか良いなあとか思った。 …思ってたら大谷×松村の本が出版されてた！これは読まねば( ´艸`)2017/10/09
あんにょん
1
実は美人でした2017/04/01
