内容説明
異世界に邪神ヒラノとして転生したサラリーマンの平乃凡太と、彼の信者となった大魔王ドラクゥは、二人三脚で魔界統一を目指していた―かつての師を下した大魔王ドラクゥだが、戦いはまだ終わらない。東からは、“代統領”を名乗る叔父のリホルカンが屈強なオークを率いて侵攻していた。そして、“北の覇王”ザーディシュの軍五万も、“黒髪姫”を先頭に南進を開始。ドラクゥは魔界統一を目指して、彼らとの決戦に挑む。一方、ゆっくりとしかし着実に“唯一神”の勢力を奪っている邪神ヒラノには、ドラクゥをも巻き込む“悪戯の神”オイレンシュピーゲルの最強最悪の罠が迫っていた―ネットで大人気の異世界“神様”戦記ファンタジー、ついに完結!
著者等紹介
蝉川夏哉[セミカワナツヤ]
1983年、大阪府生まれ。大阪市立大学文学部卒。「邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか」でデビューするに到る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
12
★★★ 打ち切りを思わせる強引な完結だった。残念。邪神ヒラノが脇役になちゃってるし、作者の書きたいものが変わたのかも。2016/07/02
美周郎
3
ここで終わりも一つの区切りだろう、水滸伝でいう七十回本だったんだな。ここから続けるとキャラクター死ぬ展開多くなるだろうからよい締めだと思う。世代交代して下界で孫の代くらいになった続編とか読んでみたい。2020/02/09
fap
2
「これが男子の本懐よ」 ひとまずの決着はついた模様。 俺たちの戦いはこれからだエンドながら、今後は緩やかな右肩上がりに勝ち続けることだろう。 これ以上の盛り上がりが書けなかったのかと邪推する。間延びするよりは駆け足のほうが収まりが良いか。最後のイラストは、なんだか大魔王が背広を着ているみたいで違和感があった。2016/08/16
おやぶん
1
ついに完結なんですが、 是非とも続編を出してもらわないと 邪神と大魔王の行く末だけではなく謎の部分が多すぎます。2023/05/01
yuki_minase73
1
もっと先を見たくなる終りかただった2019/12/10