内容説明
地味系OLの若葉が突然オレ様上司にお持ち帰りされてしまった!?そのうえ彼は恋愛初心者の若葉にも手加減無用の熱愛モード。その勢いに、脇役気質の若葉はただ戸惑うばかりなのだけど―?脇役女子が世界一幸せなヒロインに!甘く濃密なシンデレラ・ラブストーリー!
著者等紹介
有涼汐[ウリョウセキ]
2014年よりWEBにて小説を掲載。2015年に「わたしがヒロインになる方法(旧題:Supporting Actress)」が人気を博し、出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAKA
20
御影さん、威圧感たっぷりで怒るシーンは怖いけど、頼れてカッコいい。 ただ茂という若葉のトラウマ。性格悪すぎ。どう生きたらあんな酷いやつになるんだ? 嫌がらせの犯人が案の定だったのも残念。 お母さん呼ばわりしてた大川は素直に謝ったからこの二人より数倍マシ。 それにしても、喫煙所は確かに情報の宝庫だと思う。実際上司もそこで雑談してるし、行かないともったいないかな?いや、有害な煙吸うの嫌だし、ニコチンの臭いも大嫌いだからやめとく。2023/02/23
陸抗
15
周りに気配りが出来、嫌なことを言われても、場の雰囲気を壊さないように笑って流す鏑木若葉。彼女は、職場で「お母さん」というあだ名をつけられてしまっていた。男性からの悪口を、代わりに怒ってくれる営業部長の御影に好意を持っていたら、ある日持ち帰りされて…。若葉の周りへの気配りと、与えられた仕事の意図を読める辺りにかなり好感が持てたので、ぐいぐい読んでしまった。御影も、彼女の内面を知ってから気になりだしたのが良かったな。若葉の周りの人達も良い人達ばかりだし。少しずつ、自信をつけて前を向いていく彼女がいじらしかった2018/10/16
アキナ
8
あだ名が「お母さん」でも揉めたくないからと嫌悪を表面に出さないヒロインと、そんなヒロインの内面に気付いて惚れてしまった上司のお話。帯には俺様や鬼畜の記載がありますが、全然そんな風には思わなかったです。ヒロインはとてもいい子で、ちゃんと大人で、好感が持てるタイプでした。濡れ場も多いですが、切ない展開も要所にありストーリーも良かったです。Webで著者の他作も読んでみましたが、そちらも設定やストーリーは好みでしたので、今後も期待したいです。もう1冊出版されてる方も買おうかな。2016/02/06
ななこ
4
なんかキュンキュン来るの読みたくなってこの作品を思い出して再読。このお話本当に好き。ヒロインのトラウマをヒーローが知るまでもっと分かりやすく愛情示してあげて〜って心がキューってなるけど本当にヒーローはヒロインの事好きなのは分かるしとても頼りになるヒーローでかっこいい。ヒロインも幸せになって良かったねってなります。 そしてここの感想に何度も書いてるけどムーンにあるヒロインの親友のお話の書籍化待ってます。ただそうじゃなくても作者さんお具合悪いのか2年近く新作出てないのでちょっと心配です。2024/07/13
文々
4
主人公に好感が持てて読みやすかった。主人公の友達も先輩も好感が持てる人たちで安心して読めた。2回出てくるお酒の意味、ああいうやりとりは大人でいいなあと思った。職場恋愛、楽しそうだな、いいなあ、、、2017/01/15