内容説明
城塞(シタデル)での爆破事件、そして修道士たちの不可解な死を受け、秘密主義な教会に対する世間の関心は病的なまでに高まっていた。何としても“神体”の正体を隠蔽したい教会側は、リヴたちを暗殺するため工作員を送り込む。片や、新たな預言から世界の終末を知ったリヴは、“星図”が指し示す場所―中央イラクを目指す。ようやく辿りついたそこには、予想だにしない巨大な陰謀が―世界が注目する大型宗教ミステリー第2章!文庫化後編!
著者等紹介
トイン,サイモン[トイン,サイモン] [Toyne,Simon]
テレビ業界で20年間ディレクター、プロデューサーとして活躍、数々の賞を受賞する。テレビの仕事では収入もあり、それなりに楽しんでいたが、自分自身で愛すべきキャラクターを作りあげた経験はないことに気づく。一念発起して仕事を辞め、1年半かけて処女作『サンクトゥス』を書きあげた。続編となる『ザ・キー』も、世界中で好評を得ている
土屋晃[ツチヤアキラ]
1959年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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