内容説明
北方の都市“ウィルマグス”を視察する摂政レクティファール。このタイミングを狙って、帝国の特殊部隊が皇国の基地を襲撃し、女性ふたりを誘拐する。彼女たちを救うため追跡に乗り出すレクティファールだが、帝国特殊部隊はまもなく国境を越えようとしていた―
著者等紹介
白沢戌亥[シラサワイヌイ]
1986年生まれ。信州で生まれ育った会社員。2009年より本業の傍ら執筆活動を始め、インターネット上で作品を発表する。2011年、インターネットで発表していた「白の皇国物語」が書籍化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ローリー
9
図書館で借りました。長く続くお話ですが、前回は虜囚とされた龍種の救出話で、今回は誘拐の話。帝国との全面衝突にはならないけれど、細かいところできな臭い感じです。ただ、話が似通ってきてると言いますか、ハーレム状態のレクティファールに色々させて脇道にそれている感じで、肝心の主となるべき話の方はあまり進んでいないというか…。伏線を張っている状態なのかも知れませんが、ちょっと11巻までとその後で期間が開いたこともあり、登場人物設定を忘れていることもあって、話しについて行けなくなってきました。2018/01/04
加賀ますず
1
北方動乱?!!帝国との戦いで手に入れたウィルマグスに集う才媛たち。しかしそこには不穏な影も暗躍していた…という内容。へスティとリーファ、そして北方戦役編で活躍した機人族のイレスティアという渋い面子にスポットが当てられていたのが個人的にキタ。何だかんだ頼りない感じを見せつつ、不意に男らしい部分で一気に懐を掻っ捌いていくレクトの技術は男でも惚れるレベルであることを再確認。SFチックなロボバトルの割に歩兵の武器がボウガンというチグハグな世界設定の違和感も、「そういう」世界観という範囲内で収まる程度になっている。2018/12/07
ichi
0
【図書館】正直、よく続いているな〜と思う。自腹だったら…。2015/08/04
くまくま
0
次巻に向けての序章なのか面白くなかった2015/02/22