出版社内容情報
90~100歳代の超ご長寿シルバーだけによる驚異の川柳傑作選! 90歳以上の川柳の達人シルバーたちのインタビューコーナーも。
内容説明
90歳以上の超シルバーたちの作品が大集合!究極のシルバー川柳傑作選、第2弾をお届けします。今回の最高齢の作者は101歳!常連投稿者の超90歳・川柳名人たちのインタビューや超シルバー応援団長、毒蝮三太夫さんの100歳語りなど作品以外の読み物もお楽しみに。読むだけで元気が湧いてくるご長寿川柳集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
68
老体を 笑い飛ばして 元気なり。 年経ても 男でありて 女なり。 笑いある この心こそ 命生む。2021/01/07
すぱちゃん@爆弾より爆音、降らしたい
33
久しぶりにみやぎシルバーネットのシルバー川柳を読んだ。琴線に触れた句は「きこえぬと携帯逆さに首ひねり」「間もなくに入る所の墓参り」「背がかゆく柱の角で妻偲ぶ」「年寄りもマスクをすれば美人なり」「生きている美人薄命って言うけれど」「恋人の時より強く抱く介護」「よちよちがよたよたになりよろよろに」「好きキライ云えない初心な過去悔やむ」「戦中派捨てるマスクに未練あり」「マスク顔お互い勘でごあいさつ」でした。今回は90歳オーバーのお年寄りの句を集めてます。コロナ禍を反映した句も目立ちました。2021/02/06
禿童子
30
私らの親世代の方々(私自身の父母はとっくに他界しているが)の川柳作品を読むと、その壮健なことにビックリする。老いてなほ熟女の薫り胸騒ぐ(90)、ラグビーの球抱くようにだかれたい(92)、お年玉やる時だけの認知症(91)、嫌な奴来たぞ婆さんボケのふり(91)、よちよちがよたよたになりよろよろに(90)、旅立ちもコロナ・コロリで大ちがい(92)。自らの老いを笑い飛ばす元気があるのは結構!でもコロナ禍の影がジワリと。家内の母は93で施設に入っているが、面会も20分に制限され、話さないとますます認知が進むと心配。2020/10/25
夜の女王
17
最新刊なのでコロナ絡みの句も。ご時世だな~。「あと少し入院長けりゃ元とれた」保険てそういうもん。「ストレスは壺に閉じ込め楽隠居」長生きの秘訣!「もう止めて腰膝に効く広告は」「シミ消える使ってみれば金消えた」ホント吊られては失敗。「行列のマスク買えずにうがい酒」それが一番効くって!「旅立ちもコロナ・コロリで大ちがい」一字しか違わないのにね。「よちよちがよたよたになりよろよろに」お後が宜しいようで。2020/11/17
Clear
3
90歳〜101歳の作者による「超」シルバー川柳傑作選の第2弾、『あっぱれ百歳編』です。 クスッと笑ったり、はぁ〜と納得したり、ご自身のことを川柳で表現されていますが、長生きするって凄いことだなぁと思わずにはいられません。 人生の大先輩の皆さん、元気をありがとうございます。2023/08/27