ある、もと裁判官の滑り込みセーフの回想

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434182815
  • NDC分類 916
  • Cコード C0023

内容説明

特別な事件を担当したとか、いわゆる大岡裁きをしたということもなく、ただただ定年まで勤めただけの裁判官―と筆者は書いているが、一般人が知ることの少ない裁判官の、シビアでユーモラスな人間模様を描いた本書は極めて興味深く、今後法曹を目指す若い人たちにとっても一つの指針になるものと思われる。

目次

滑り込み人生
裁判官になる
ボケ
着任の日の朝
革靴とサンダル
住所と氏名だけは残った
ひっくり返った結論
法廷で会った
死刑執行は二度行われる?
旧刑事訴訟法〔ほか〕

著者等紹介

萩原昌三郎[ハギワラショウザブロウ]
昭和8年7月静岡市で生まれる。昭和27年3月県立静岡高等学校卒業。昭和31年3月静岡大学文理学部人文科卒業、4月静岡家庭・地方裁判所沼津支部書記官補。昭和33年3月法務省中央矯正研修所別科修了。昭和34年4月小田原少年院法務教官。昭和35年4月司法修習生。昭和37年4月裁判官(東京・大阪・神戸・松江・秋田等)。平成10年7月定年退官。平成11年1月北陸大学法学部客員教授。平成16年3月退職、4月弁護士(大阪弁護士会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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