内容説明
なんらかの弱さや障害が心配される子どもたちを懸命に育む保護者。それぞれの家族の歩みや思い、生活の現実や困難に配慮しつつ、保育者はどのように支援していけばよいのか。具体例を通して支援の実際を明らかにする。
目次
序章 障害のある子、気になる子の保育と保護者支援の歩み(障害のある子もない子も;障害の特性に注目した初期の保育 ほか)
第1章 「障害の受容」と子育て支援(「障害の受容」を越えて;「障害の受容」から「子育て支援」への転換 ほか)
第2章 共有関係に基づく保護者支援のすすめ方(関係Aでの支援のすすめ方;関係Bでの支援のすすめ方 ほか)
第3章 保育現場で切実な保護者支援の実際(「障害がわかっていたなら、もっと早く言ってくれればよかったのに」;友だちとのトラブルのめだつ子どもの保護者への配慮 ほか)
著者等紹介
荒井聡[アライサトシ]
1953年東京都生まれ。父の転勤にともない、横浜、札幌、倉敷、名古屋へと転居。1983年早稲田大学大学院文学研究科心理専攻卒。1983年東京都豊島区に心理職として採用され、区立心身障害者福祉センター配属。1996年異動により保育園巡回相談員となる。2002年~2011年駒澤学園駒沢短期大学保育科非常勤講師を務める。2013年篠原学園保育専門学校非常勤講師となる。現職、豊島区立東部子ども家庭支援センター所属。職務、保育園・学童クラブ等巡回相談、子育て発達相談(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 火定