内容説明
お菓子づくりをきっかけに、泣く子も黙る鬼宰相クロヴィスと、結婚前提のお付き合いをすることになった侍女のルリ。クロヴィスのあまりの溺愛ぶりに、ルリのお菓子には恋の魔法がかかっていると恋する乙女達に大評判!だんだん自分に自信も出てきたルリだけど、心の中には、いまだ分不相応という意識があって…そんな折、隣国よりクロヴィスの幼馴染みである美貌の女宰相がやってくるのだが―お菓子より甘い恋に、ちょっぴり辛いスパイスの予感?鬼宰相とオクテな侍女の溺愛ラブストーリー、第二巻。
著者等紹介
くるひなた[クルヒナタ]
近畿在住。2010年Webにて連載開始した「蔦王」が人気を博し、出版デビューに至る。本業はイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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秋製
27
クロヴィズの策略に嵌り、彼の屋敷へお泊りする事になったルリ。父方の家と母方の家の名を捨て、ただのルリとして生きていく事を選んでいたが、父とっ派の実家に疎まれた存在だと思っていたルリの誤解を解くクロヴィズは、ヴィオラントほど過保護じゃないかもしれないが、ルリには甘甘だった。2013/08/10
絳楸蘭
18
スミレとヴィーの話もいいけど、こっちのクロちゃんとルリの方がほのぼのしていて好きだな。毎回出てくるお菓子が美味しそう!!レモンタルトに惹かれる♪次はルドの話が読みたい!2013/04/28
砂月周
4
耐えるクロヴィスにニヨニヨしっぱなしの一冊でした。お互いに嫉妬してたりもしてましたが、ルリが母方の親戚と和解出来たのが良かったです。セバスチャンも順調に増えてますが、まごセバスは将来どこで仕事するんだろうなと将来に想いを馳せています。ヴィオラントも巻を重ねるごとにお茶目になっているのは、きっとスミレ効果なんだろうなぁと思いました。2013/05/05
ひきけ
4
クロヴィスとルリさんの純粋愛~…でも、クロヴィスは、すけべ(笑)なのを隠そうともしない!流石だね!(何が/笑)あと。互いに嫉妬してる様子が微笑ましい(^^)・・・ああ。此方のその後が気になったりするけど・・・そこは妄想で補うか!(笑)家族が仲良しなのは良いですなvv2013/04/28
アクセプター
3
チーズケーキが美味しそう。アップルパイも赤ワイン煮の林檎美味そう・・・話の内容も甘甘で、相変わらず。チビセバスがとってもいい味をだしている2013/08/05