謎解き散歩『南総里見八犬伝』を歩く

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  • サイズ A5判/ページ数 607p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434175060
  • NDC分類 913.56
  • Cコード C0095

内容説明

江戸時代後期の戯作者である馬琴の描く物語は、室町時代末期が舞台であり、作品中の「事件」には後年の史実を下敷きにした部分も少なくない。さらに、そこには、虚構・歪曲・伝奇的要素が溢れている。そして、昭和初期生まれの著者が訪ねるのは、平成の現代の風景である。はてさてどうなることか。歴史散歩の新たな楽しさが発見できる、著者10年にわたるライフワークが結実した、“異説”ガイド。

目次

序の序 鎌倉
序 里見義実の謎
「矢取の入江」はどこだ?(三浦半島)
義実彷徨(南房総1)
義実旗揚げ(南房総2)
伏姫のふる里(洲崎・富山・犬掛)
南総里見まつり(安房館山)
『八犬伝』の江戸名所図会(一、大塚・滝野川)
『八犬伝』の江戸名所図会(二、本郷・巣鴨)
『八犬伝』の下総(古河・行徳・市川)〔ほか〕

著者等紹介

安田多苗[ヤスダタナエ]
1929年、東京市神田区司町(現・東京都千代田区神田司町)に生まれる。1951年、日本大学高等師範部国語科を卒業。家業(ふとん店)に従事する傍ら放送作家を目指す。1959年、東京放送(TBS)の連続時代劇ドラマ「旗本退屈男」(白黒放送)で放送作家デビュー。日本放送作家協会会員となり、各種テレビ番組、海外PR映画、国際博覧会展示用映像などを手掛ける。日本脚本家連盟所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いくっち@読書リハビリ中

5
伝奇小説を歩くって無茶にもほどがある。だって607ページって…1890円ならお安いと思うのは「南総里見八犬伝」が好きな人だけだ。「序の序」から始まるがっつり散歩本は、千葉県はもちろん、関東から新潟、山梨、長野と広範囲に渡る。著者の力の入れようがすごい。膨大なページの理由は横道それまくりだからだ。歴史散歩は横道にそれるのが楽しいのだから仕方あるまいて。なんにもないところも多いので実際歩くとなると辛い場所も多し。2013/04/21

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