内容説明
「老夫婦」と猫の日常を猫の視点から描いたユーモラスな随筆、テレビで気になる言葉遣いや政治家の暴言・失言への怒り、遭遇した「オレオレ詐欺」と「Ｍ資金詐欺」の話、幼い頃樺太で経験した戦争、大本営発表における戦果の数字の検証、７０歳から始めた「似顔画」の楽しみと映画スターのエピソード…。
目次
第１章 黒猫と老夫婦の奇妙な生活（我が家の一日が始まる；拙者の日課が始まる）
第２章 テレビあれこれ（気になる表現と言葉遣い；流行語「想定外」の行方 ほか）
第３章 油断は禁物（詐欺に気をつけろ；税務署の思惑 ほか）
第４章 似顔画の妙味（七〇歳の手習い；似顔画から謎が解明される ほか）
第５章 人生の黄昏に想う（敬老の日；いまだ消えない戦争体験 ほか）
著者等紹介
工藤敏行［クドウトシユキ］
１９３９年旧樺太生まれ。青森県むつ市大湊中学、青森県立弘前高校、茨城大学工学部を経て三洋電機（株）入社。中央研究所、事業部で研究開発・設計に従事、日本初のディスク・システム研究に着手。後にスミダ・コーポレーション（株）／アリマデバイス（株）技術顧問に就任、２００８年に現役引退。技術コンサルタント、似顔画家（筆名・茶蘭歩乱）、工学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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