内容説明
人の脳は無線LANのようにつながっている。流れてくる悪い情報(暗示)を遮断すれば、もっと幸せになれる。
目次
第1章 人はイメージによって作られている
第2章 脳を呪いの暗示から解き放つ(1)相手を騙す
第3章 脳を呪いの暗示から解き放つ(2)尊敬できる人を真似る
第4章 脳を呪いの暗示から解き放つ(3)本音モードを使う
第5章 脳を呪いの暗示から解き放つ(4)浮き輪モードを使う
第6章 脳のネットワークグループを組み替えれば人生が変わる!
著者等紹介
大嶋信頼[オオシマノブヨリ]
米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務するかたわら東京都精神医学総合研究所の研究生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として、依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所原宿相談室室長を経て、株式会社アイエフエフ代表取締役社長として勤務。現在、インサイト・カウンセリング代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
心とつき合う本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
左端の美人
23
大嶋先生自身の体験を含めた、支配しようとする人間から自由になる方法が書かれていました。支配者の汚物を送り込まれる感覚すごくわかります。浮き輪モード、本音モードでこれからは自由に生きます!再読してさらに理解を深めたいです!2015/11/09
おの
19
図書館本。よむくすりでオススメされてたので。親からの"呪いの暗示"に苦しんだ者としては、メカニズムに納得。今の上司が呪いを仕掛けてきているので、「相手を騙す」で撃退しよう。浮き輪モードはよく分からなかった。ちょっと考えすぎでは?下二割になったことあるけど、上二割のこともあったからかな。上二割は何も考えてないだけだよ。新しいネットワークはかつて私もやったこと。効果は抜群であった。呪いの暗示のメカニズムと「相手を騙す」で対抗する所だけでも日本人に読んでほしい。自分も相手に呪いをかけてしまう可能性を減らせそう。2023/12/27
左端の美人
16
大嶋氏の一冊まるまる読むことがセラピー。バラの詩人と比喩とか前読んだときはまるで意味がわからなかったのに今回は不思議とスッと内容が入ってきました。尊敬する人のモデリング、本音モード、浮き輪モード。2016/11/14
aiken
14
2015年の本。トンデモ本っぽいところが好きになった。いわゆる2:6:2の解説に始まり、出来ない2は出来る2のストレスを引き受けているというか垂れ流され、それが原因で出来ない2になってしまうという主張。この回避方法は、自らが怒りに酔わなようにすること、本音モードで他人に接すること、尊敬する人を見つけること、ヤバくなったら浮き輪を使いさっさと脱出すること。「みんな自分のことしか考えていない。自分が出来ないのは全部他人のせい」と割り切る爽快感は見習いたいような見習いたくないような。怒りに酔わないようにしよう。2021/10/16
Uzundk
14
著者が意図して専門性を排除して書いているので読みやすい。ここでは環境、特に人間関係で他人から自分に対して行われる無意識のキャラ付けによって自由が奪われているというところからスタートする。思い込むから実際にそうなるというのは現実にも感じる機会は多い。人間は自分自身を知るときに自己を客体化して認識しているという研究からも、他人からのまなざし(自分がどう見られているかという意識)が自身に反映されるというのは頷ける。次は専門的な方で読みたい。2015/02/06