内容説明
人間が「自然と共存」などとはおこがましい限りだ、ウィキリークスの「価値ある情報」レベルは低い、先進国で激減、新興国で激増、いま中間層に注目せよ、ホロン理論は全体と部分の精妙なる組み合せのはずだが―この発想が複雑な現実に鋭くアプローチする。
目次
第1章 世界を見据えて(社会正義を阻むもの;これからの哲学は「自然との共生」? ほか)
第2章 人間の深奥(ホロン思想と人間学;プライドの心理特性 ほか)
第3章 社会の解剖(おカネの哲学的思考;幸福の指標化はできるか ほか)
第4章 政治の哲学的解明(ソーシャルメディアが政治を変えるか?;政治力とは ほか)
著者等紹介
村上新八[ムラカミシンパチ]
1930年東京生まれ。一橋大学出身。1990年まで日本能率協会に勤務、経営コンサルタントとして、三井鉱山、日立工機、三菱重工業、三菱自動車工業、トピー工業、神戸製鋼所、日清製粉などのコンサルティングを行う。1990年よりコンサルティング業務を自営。著者に『コストマネジメント』(学研、1987年、公認会計士協会より第一回山中MAS賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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