サンクトゥス〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434168390
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

トルコ南部の都市ルインにそびえる城塞―世界最古の巡礼地“シタデル”。ある日、その頂からひとりの修道士が奇妙な姿で身を投げた。遺体に刻まれていた生々しい不気味な傷跡。さらにその体内からは謎の携帯番号と不可解な暗号が発見される。修道士の死は何を暗示しているのか。ルイン警察は捜査線上に浮かびあがったひとりのアメリカ人女性記者リヴとの接触を図る。時を同じくして、城塞の修道会は、修道士の遺体奪還を画策していた―次第に明らかになっていく謎。異端聖書の預言と、城塞がひた隠しにしてきた“神体”の存在。そして、城塞の恐るべき儀式…圧倒的スピード感と迫力で描かれる超大型ノンストップ宗教ミステリー。

著者等紹介

トイン,サイモン[トイン,サイモン][Toyne,Simon]
テレビ業界で20年間ディレクター、プロデューサーとして活躍、数々の賞を受賞する。2年前に仕事を辞めると、執筆のためだけに家族とともにフランスに移り住み、1年半かけて『サンクトゥス』を書きあげた。現在は妻と二人の子どもとともにイギリスに住んでいる

土屋晃[ツチヤアキラ]
1959年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

13
テンポが良くてなかなか面白い。人物もそれぞれ謎があり、それぞれに面白い。下巻に急げ。

kosmos

11
ひとりの修道士が崖の上から飛び降りた。怪しげな儀式を行う教会、遺体に残されたメッセージ、修道士の飛び降り映像から何かを読み取った人々…気になる要素が盛りだくさんのまま下巻へ。最後に明かされた事実にびっくり。どういうことなんだろう…2016/10/21

Aoki

6
なかなかの面白さ。坦々とペースを上げてきて、細胞が?!というところで下巻。これはいいかも。2013/04/25

深青

6
舞台はトルコ。世界最古の巡礼地〈シタデル〉そこから身を投げた一人の修道士。そこから物語は始まる。点だった舞台がそれぞれ絡み合って一つの大きな物語を紡ぎだす。修道士がその身を捧げても伝えたかった事とは?神体の正体とは?シタデルが抱える大いなる謎とは?事件はまだまだ始まったばかり。下巻に期待です。宗教系のミステリーで久々に面白いものに出会った!2012/11/02

ハルト

6
トルコにある世界最古の巡礼地〈シタデル〉で身を投げた修道士。なぜ彼はそんなことをしたのか。彼の身体の傷跡。刻まれた文字。サンクトゥス、サクラメント、預言。聖地で起ころうとしている奇跡を巡っての陰謀、暗躍なサスペンスミステリ。読みやすく後半にいくにつれて勢いがついていき、どうなるのか次巻わくわくします。2012/09/26

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