富士見ファンタジア文庫 鴉と令嬢～異能世界最強の問題児バディ～ 〈１〉

海月くらげ/火ノ

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 315p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040745077
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

“最強”の異能と“最高”の相棒とともに――裏社会の闇を打破れ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まっさん]

★★★☆ カクヨムWeb小説コンテスト現代ファンタジー部門特別賞受賞作品。 受賞作という事で確かな文章力を感じたましたが、一方であっと驚く意外性のような斬新さはあまり感じられませんでし。 まず、読みやすさは間違いなく保障さらていましたね。良い意味で文章に癖がなく、展開の流れも王道なもので起承転結がしっかりと設定されていました。 ただ、起承転結がしっかりとしすぎている感が否めず、良く言えば王道展開で悪く言えばテンプレ物といった印象を受けましたね。折角異能バトル物で主人公･ヒロイン共に高位能力者という設定→

2022/08/01

[オセロ]

高校生でありながら異能犯罪集団を狩るに所属している佐藤京介と有栖川アリサ達の王道ファンタジー。 魅力的な仲間達との爽快感のある異能を活かしたバトルなどは良かったのですが、謳い文句に「二人なら最強」とある以上、共闘が見たかったところ。

2022/04/21

[しぇん]

web版は未読。ヒロインが良かったですけど、バトルシーンが個人的には何か微妙に感じました。意味ありげぽい描写も今巻では特に何もなかったりしましたが、続けば意味もってくるんですかね？続きでて買うかは微妙です

2022/04/24

[のれん]

ローマ数字でレベルを表し、最高レベルを字面が良い用語で固めるセンスは王道厨二で大変良い。 が、コードネームの能力のイメージが噛み合うシーンがないのは残念。厨二を茶化すのは構わないが、全力でカッコつけてこそ改めて厨二は光るのだけれどなぁ。 1作としてまとめてはいるようだが、やはりこれもWEB小説出身で、それ故の小刻みな場面転換と、やや唐突なキャラストーリー展開が目立つ。 あと、これが一番問題だが、バディ中心なのに二人の掘り下げが薄い。共通項だけでなく、もっとグイグイ裏の因縁とか展開盛って欲しかった。

2022/04/26

[真白優樹]

一部の人間に異能と呼ばれる力が発現する世界で、最強の少年が問題児な少女と共に悪を狩る物語。―――過去を越え進め、負けたくない相手に負けぬ為。　異能バトルがど真ん中に熱く繰り広げられる中で、凸凹ながらも確かな絆を持つ二人が大活躍を繰り広げる、真っ直ぐに熱くて面白い、異能バトルが好きな読者様であれば是非お勧めしたい物語である。始まったばかりの彼等の戦い。果たして今度はどんな犯罪者が立ち塞がるのか。そして凸凹なコンビである二人の絆は、果たして何処へ進んでいくのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。

2022/04/20