柏艪舎文芸シリーズ
月が昇るとき

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434158124
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

英国ファルス派の巨匠
G・ミッチェルの最高傑作

13 歳と11 歳の兄弟が
心理学者ミセス・ブラッドリーとともに
切り裂き魔事件に挑む!

復活祭前のある夜、翌日に控えたサーカスを楽しみにしてい
たサイモンとキースの兄弟は、家を抜け出して会場の偵察に出
かけ、その途中怪しい人影を目撃する。翌朝、ナイフで切り裂
かれた女綱渡り芸人の死体が発見された。その後も若い女性ば
かりを狙った同様の犯行が続発。骨董屋で魔女のような老婦人、
心理学者のミセス・ブラッドリーと出会ったサイモンとキース
は、彼女とともに真相を解明していく……。不思議な詩情に満
ちた珠玉のミステリー。

【著者略歴】1901 年、イギリスのオックスフォードシャーに生まれる。ロンドン大学卒業後、教員生活
を送りながら、探偵小説を執筆。1929 年、処女作『迅速な死』を発表。本作にも登場する心理学者、ミ
セス・ブラッドリーを探偵役としたシリーズで好評を博し、英国ファルス派を代表する作家として知ら
れる。代表作に『ソルトマーシュの殺人』『月が昇るとき』(本書)、『トム・ブラウンの死体』がある。
その他、別名義を含め、70 冊以上の著作がある。1983 年没。

内容説明

復活祭前のある夜、翌日に控えたサーカスを楽しみにしていたサイモンとキースの兄弟は、家を抜け出して会場の偵察に出かけ、その途中怪しい人影を目撃する。翌朝、ナイフで切り裂かれた女綱渡り芸人の死体が発見された。その後も若い女性ばかりを狙った同様の犯行が続発。骨董屋で魔女のような老婦人、心理学者のミセス・ブラッドリーと出会ったサイモンとキースは、彼女とともに真相を解明していく…。詩情あふれる珠玉のミステリー。

著者等紹介

ミッチェル,グラディス[ミッチェル,グラディス][Mitchell,Gladys]
1901年、英国オックスフォードシャーに生まれる。ロンドン大学卒業後、教員生活を送りながら探偵小説を執筆。1929年、処女作『迅速な死』を発表。奇人変人が数多く登場し、英国作家らしいオフビートなユーモアが特徴の、ファルス派を代表する作家として知られる。1983年没

白澤道子[シラサワミチコ]
北海道生まれ。藤女子大学英文学科を卒業。カナダ在住後北海道に戻り、インターカレッジ札幌を卒業。『月が昇るとき』で翻訳家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オーウェン

2
サイモンとキースの兄弟は夜に家を抜け出しサーカスの下見に行く。 その際にナイフを持った怪しい男を目撃。 翌朝綱渡り師が殺害される事件が起きる。 その後も若い女性が狙われ続ける連続事件が発生する。 当然二人が目撃した男が有力な容疑者なのだが、二人はこれを警察に知らせず自分たちで解決しようとする。 推理以上に要素が濃いのが、ジュブナイル面。 少年たちの成長を軸に犯人の姿が朧気に現れてくる。 かなり特異な人物が多く出るが、その辺は読みにくい部分があったのが惜しまれる。2019/04/03

septiembre

1
少年兄弟が連続殺人事件とかかわっていくミステリー。たぶんお茶の時間ってことだと思うけど「ティーがすんだら」とかの表現がどうしてもいただけないのとキャラがいまいち魅力感じなくて残念。お話は面白いのだと思う。2011/09/04

tm

0
今ひとつかなと思っていたけれど、最後、ね。2011/09/10

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