内容説明
圧倒的な軍事力を後ろ盾に、『特地』を統治する帝国との講和に乗り出した日本政府。その一方、冴えないオタク自衛官伊丹耀司ら特地偵察隊は、異世界住人たちとの絆をますます深めていく。そんな中、心を病んだエルフのテュカを救うべく、伊丹は異世界で猛威を振るう巨大炎龍の撃退を決意する。やがて近代兵器を駆使した壮絶な戦いが幕を開けた―。
著者等紹介
柳内たくみ[ヤナイタクミ]
東京都在住。自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、人気を博す。2010年4月、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 1.接触編」で出版デビュー。幅広い世代の読者に支持され、一躍注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hitoshi Mita
42
分厚い2巻目読了〜♪恐ろしい炎龍退治スラスラ読めちゃいました。ドラクエやモンハンなどのゲームの世界観やファンタジー満載(笑)なかなか面白い。2015/01/17
まりお
38
和平交渉、捕虜、災害、そして1巻から出てきた炎龍。まだまだ問題は山積みだが、徐々に進み、中には区切りがついたものも。災害に遭うのだが、自衛隊は対応が速い。やはり慣れているな、と思える場面も。2017/03/16
イーダ
23
今回はドラゴンスレイヤーモノ。政治的駆け引きやお役所仕事的な場面ですら面白い。あちこちにオタクネタやパロディーネタが出てくるが、「あ~ㇽネタ」が出てくると一気に膝から力が抜ける(いや、座って読んでますが)w ハーレム状態に拍車が掛かってきているが、レレイ以外からは逃れられそうもないですね。そういえばデリラはどうなってしまったのだろう?気になります。2015/07/11
METHIE
23
アウトブレイクカンパニーの元ネタらしく、こっちは典型的なファンタジー世界に日本の自衛隊が行ったらどうなるかを社会レベルでの変化で丁寧に描いている。それでいて後半のドラゴン戦は圧巻。2014/05/10
はま
19
シリーズ第2弾。もうなんなんコレ面白すぎ。大好き。外交での「ありそうやな」っていうリアルっぽい部分と、炎龍退治なんかのゴリゴリのファンタジー部分とのバランスが良いわ〜。続編も楽しみ!2015/11/21