死に方が知りたくて

死に方が知りたくて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784891944360
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0095

内容説明

ひとはいかに生きるべきか。健康・医療の問題、ボケの問題、葬式の問題など、だれもがいつかは直面する死を浮き彫りにし死を考え、生き方を見つめる異色のインタビュー集。

目次

がんにかかった外科医(布施徳馬)
『完全自殺マニュアル』著者(鶴見済)
紛争地を追うカメラマン(長倉洋海)
喜劇役者(ポール牧)
宗教学者(山折哲雄)
葬儀専門司会者(小杉哲兵)
元特攻隊員(高畠平)
「筋肉少女帯」ボーカル(大槻ケンヂ)
作家(佐藤愛子)
元巨人軍投手(西本聖)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バニラ風味

20
「完全自殺マニュアル」の著者や、宗教学者、作家、映画評論家など、様々な職業の人に「死について」の持論をインタビュー。自分の生きざまを語る人や、身近な人を看取ったからこその、自分の理想の死に方を語る人。後半には、奥尻島で地震の被害を受けた、農家、漁師、水産加工工業の人たちが、自分たちも大変なのに、阪神大震災の被害を受けた人たちを慮る言葉が印象的でした。2021/07/06

zumi

3
稲垣さんの著作、片っ端から予約していま4冊目。「がんにかかった外科医」『完全自サルマニュアル』の著者、宗教学者などなど多彩な方々が語り手で聞き手が稲垣さん。ぼけのセンセ早川一光さん”ボケは病気とは見ていない、いろんな多様な症状を 併せてぼけと呼んでいる。ぼけをどう見るか?「正常」とみている。どうしてもぼけたくない人は、早く死んだらいい…おむつは長生きしたサイン…ぼけずに生きる方法は?…人間の体は使わないと衰える。足腰や筋肉と同じように頭を使う。ものに感動する。自分のことだけでなく他人のことを一生懸命考える2023/12/26

skr-shower

2
予想と違いました。このあと、災害を色々経験して振り切れるんだ・・・2017/12/18

オカヤン

2
筆者は元朝日新聞の記者。アンプラグドの生活をしているテレビで知った。素敵だった。この本は、阪神大震災に取材に行ったが、被災者に話を聞くとがどうしてもできなかった筆者が、外科医、北海道地震で被災した奥尻島、ポール牧、古舘アナウンサーなど取材。1995年出版。2016/06/19

煎茶

1
30年前の本にすら、「日本の将来に希望を感じることができない」と書かれていた。じゃあいつだったら希望が見えたのだろうと思ってしまったり、いや、そもそも死に向き合っている人は将来に希望を感じない人が多いのかもしれない、と思ったり。最近読んだ本によく「生きるとは苦しいものだ」「この世は修行の場であって幸福が保証されている場ではない」という文言が書かれており、この本にも書かれていたのが印象に残った。2025/03/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2367921
  • ご注意事項

最近チェックした商品