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内容説明
軽水型原子炉用プルトニウム燃料(プルサーマル)の国産化計画は、なぜ実現を目前にして葬り去られたのか。国内製造業が空洞化された陰謀の真相!!当時の核燃料製造責任者が痛恨の思いを込めて明らかにする。
目次
第1部 Tさん、Q子、そしてプル子との出会い(大阪の三姉妹と角倉電工;自己嫌悪と不安の日々;思わぬ破局、そして砂川合戦 ほか)
第2部 悪さかんにして天に勝つ(あまりにも脆かった愛の終わり、そしてフランス留学;プル子との対面、つかの間の充実した日々;すべてに絶望しての帰国 ほか)
第3部 天定まって悪を破る(現場憎悪主義陣営の猛反撃;石垣の底辺から抜き取られた一つの石;日本を呪縛した動燃の和製英語「プルサーマル」 ほか)
著者等紹介
山中与三郎[ヤマナカヨサブロウ]
1935年生まれ。1958年東京大学工学部冶金科卒業。重電メーカー、動力炉・核燃料開発事業団、製鋼メーカー勤務を経て現在、山中技術研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。