出版社内容情報
翼対若林の初対決は、1時間におよぶ熱闘のすえ、引き分けに終わった。その後、南葛市で、全国大会に向け、選抜チームが作られる事になり、翼、岬、若林などが選ばれ、県予選に臨む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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16
源三がおぼっちゃま(性格的にはファイターだけど)ということを再確認。少年期から専属コーチがいるのは、GKとしては相当有利かもしれない▼南葛の監督がボンヤリし過ぎてて心配。ハーフタイムに雷を落とす割には、相手のデータに全く目を通してない無策ぶり…▼FW→DF→FW→MFという、翼のポジション経歴が面白い。今なら翼のことを「柔のストライカー」と評する人は少ないだろうなぁ。2019/08/07
みなみ
11
対抗戦は引き分けで爽やかに終了。そして全国大会への流れで、ライバル日向小次郎が登場する。これまたラフプレー上等のとんでもないキャラにみえて、実は母子家庭で家族が多いため、サッカーで奨学金をゲットしようとする家族思いのキャラ。翼は大会前に結成された合同チームの南葛SCでプレーすることになる。全員サッカーの島田小との試合が印象的。ロベルトが翼をブラジルに連れて行く行かないはこの頃から葛藤してるのね……でもまあ小学生を……ってのは今みるとさすがにちょっとねえ、と思うなあ。翼の両親、すごすぎる。2023/02/19
刹那
6
翼くん、絶対的存在感\(^o^)/2014/03/30
コリエル
5
日向三杉松山と早い段階で重要キャラは揃い始めている。島田小の爽やかな試合の後で志水SCの薄汚いプレイを見ると落差が激しいな。ああいうド派手な反則こそキャプ翼って感じではあるが。あと今読むとロベルトが情緒不安定だなって。まあアル中だもんな。2025/05/30
真田ピロシキ
5
日向登場。児童労働という言葉が頭をよぎる哀しい猛虎。若林同様にタメ年の小学生にさん付けされる男である。怒ったら何するか分からん怖い奴だしね。誰にでもくんを付ける岬が日向は呼び捨てしてるのが岬のユニークさを表してて面白い。そして圧倒的な堅牢さを誇る若林。強すぎて怪我させないと苦戦しない。今で言うサイタマや五条みたいな奴である。そのおかげで森崎と言う素晴らしいバイプレイヤーが生きるのであり、本巻はそんな森崎のデビュー。スーパーガンバリゴールキーパー2024/10/11