内容説明
毎年約40万人もの洋ランマニアを熱狂の渦へと巻き込む世界最大規模のランの祭典、東京ドーム世界蘭展。その開幕を直前に控えたある日、ランをこよなく愛する一人の男が何者かの手によって殺された。何十年も前に絶滅したとされる幻の青いカトレア「青い鳥」という謎めいた手がかりを残して―。愛好家・蒐集家たちの心を翻弄する華麗なるランの魅力、その秘密を解き明かすとともに、ランを取り巻く様々な人間模様・業界の現在を活写し、読者を奥深い洋ランワールドへと導く洋ランミステリー、ここに誕生。
著者等紹介
岡田弘[オカダヒロシ]
1946年、群馬県伊勢崎市生まれ。(有)岡田蘭園代表取締役、日本洋蘭農業協同組合理事・審査員、東京ドーム世界らん展をはじめとする国際規模の蘭展にて審査員を務める。原種カトレアについて造詣が深く、栽培教室や講演などを通じて、誰もが手軽に楽しめる洋蘭栽培を目指し、その普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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