内容説明
著者の中国滞在は、2005年1月から2008年4月の3年3ヵ月だったが、最初の年と最後の年に大きな事件が起きた。2005年には反日暴動、2008年には農薬入り餃子事件、50年ぶりの大雪、チベット暴動が起きた。そして私が日本に戻った直後には四川大地震が起きた。2008年は中国にとってオリンピック開催の重要な年だが、オリンピックを前に経済は減速気味で、大きな事件や天災に見舞われて大変なことになってしまったようだ。これから中国はどうなるのか。
目次
1 登山(100mの山から5000mの山まで)
2 日本軍の痕跡(上海及びその周辺を中心に)
3 上海周辺の風景(水郷を訪ねて;上海・青浦の風景;上海・青浦の周辺)
4 私が歩いた地方の話(西蔵、青海、雲南、新疆ウイグルの世界、その他)
5 中国とは(私の中国体験)
著者等紹介
大谷和男[オオタニカズオ]
1960年、広島市に生まれる。埼玉県深谷山岳会所属。仕事は化学会社(昭和高分子)の技術者。2005年1月~2008年4月まで上海に赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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