出版社内容情報
北海道大学教授が、科学者の視点から日常の不思議を解き明かすエッセイ集。
内容説明
この世の中結構おもしろいじゃないか。科学の目で世界の現象を捉え直してみると、我々のおかれている世界が愛すべきものであることがわかってきました。大学の講義では話せないような、系統的な学問体系からは逸脱している話もたくさん含まれています。日常生活から、研究、教育、歴史、科学、哲学などについて、対象は広いのですが、難しい科学知識がなくてもわかりやすい内容です。気軽にお読みください。でも、真剣に考えてください。真剣に考えた人にだけ、世界はその優しさを垣間見せてくれるでしょう。北海道大学教授による「携帯エッセイ集」。歴史、文化、科学、大学、人生の意味を問い直します。
目次
歴史と文化
人生
社会
外国
大学
科学
著者等紹介
細川敏幸[ホソカワトシユキ]
1956年高松市生まれ。高松高校、北海道大学理学部物理学科卒業。同大学環境科学研究科修士課程を修了後、同大学医学部助手。ダルハウジー大学医学部研究員、英国立医学研究所(NIMR)研究員を経て1995年北海道大学助教授。2006年から同大学理学院自然史科学専攻科学コミュニケーション講座ならびに高等教育機能開発総合センター教授。専門は科学教育、高等教育、衛生学、神経科学など多彩。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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