内容説明
有史以前から今日のサイバー社会に至るまで、人類は数と計算に関してどのような工夫を重ねてきたか、またそれらをどのように役立ててきたかを平易に記述。テーマ毎にまとめた３０章を、年代順に配列している。各章の終わりに演習問題を用意し、すべての演習問題の解答を巻末につけた。
目次
数えることの始まり
数字と位取りによる数の表示
有理数と無理数
素数
ユークリッドのアルゴリズム
ディオファンタスの「算術」
古代暗号
そろばん
フィボナッチの計算書
小数記法と対数〔ほか〕
著者等紹介
五十嵐善英［イガラシヨシヒデ］
１９３８年大阪市に生まれる。１９６２年東北大学工学部電気工学科卒業。１９７１年東北大学大学院博士課程修了（工学博士）。１９７２‐７４年エジンバラ大学客員研究員。１９７４‐７７年リーズ大学講師。１９７７‐７８年シティー大学（Ｌｏｎｄｏｎ）講師。現在、群馬大学名誉教授。専門は計算機科学
舩田眞里子［フナダマリコ］
１９５５年足利市に生まれる。１９８０年群馬大学大学院修士課程修了。１９８９年青山学院大学大学院博士後期課程。１９９２年博士（工学）（東京工業大学）。現在、白鴎大学経営学部教授。専門はＨＣＩ（Ｈｕｍａｎ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ Ｉｎｔｅｒａｃｔｉｏｎ）
バーバラ神山［バーバラカミヤマ］
１９４９年アメリカ合衆国Ｄｅｌａｗａｒｅ州に生まれる。１９７２年Ｆｏｒｄｈａｍ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ（社会科学ＢＡ）卒業。１９７７年Ｓｔａｔｅ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ Ｎｅｗ Ｙｏｒｋ博士課程（文化人類学）。現在、桐生市国際交流協会主査、群馬大学非常勤講師。専門は科学技術史、文化人類学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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