内容説明
理科系の教育方法として注目を集めているPBLをなぜ取り上げるのか。それは、国語科教育における到達点の是非を問い直そうと考えた時、国語科教育の中だけで議論や実践を積み重ねていても見えてこないものがあると考えるからだ(第2章より)。
目次
第1章 「表現領域」重視の過程
第2章 PBLという視点から国語科教育を考え直す
第3章 PBLとはどの様な授業方法か
第4章 国語科教育とPBL形式の授業 沖縄工業高等専門学校での取り組み
第5章 PBL形式を導入した国語の授業1 「優れたスピーチをチームで仕上げる」
第6章 PBL形式を導入した国語の授業2 「小説をチームで分析し、分析結果を報告として表現する」
第7章 PBL形式を導入した国語の授業3 「優れたパネルディスカッションをチームで仕上げる」
資料編
著者等紹介
望月謙二[モチズキケンジ]
1958年、静岡県に生まれる。静岡大学大学院教育学研究科国語教育専攻修了。現在、沖縄国際大学総合文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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