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幾何学をみる
トポロジーへの誘い―多様体と次元をめぐって

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  • サイズ A5判/ページ数 139p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434116261
  • NDC分類 415.7
  • Cコード C3041

目次

1章 トポロジーと次元
2章 偶数次元か、奇数次元か
3章 独立した空間
4章 次元が4の倍数かどうか
5章 高次元と低次元
6章 ベクトル束と特性類
7章 その後の発展
付録(R4上のエキゾチックな微分構造;断絶と連続―トポロジーにおける高次元と低次元)

著者等紹介

松本幸夫[マツモトユキオ]
1944年埼玉県に生まれる。1967年東京大学理学部数学科卒業。現在、学習院大学理学部教授、理学博士。専門は位相幾何学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒダン

4
トポロジーという学問がどういうものを相手にしているか、どういう成果を挙げているかを比較的易しく説明している。位相不変な量や性質、つまり連続変形で変わらない量や性質がトポロジーの主な関心である。最後の方は紹介する定理を絞りきれなくて分かりにくくなってしまっているきらいがあるが、時間をあまりかけずにその分野のおいしいところだけつまみ食いできるこういう本は貴重だと思う。2013/07/12

mft

2
ざっくりとした説明ということで教科書のような厳密さはなく優しく教えてくれる感じでした2016/12/10

有人衒家

1
 トポロジーという学問は一体どんなもので何を研究するものなのかという疑問が易しめに書かれている。  位相不変な性質を探るということで1・2・3次元の説明から4次元・n次元へと一般化し、オイラー標数、多様体と重要な概念について順を追って解説している。ただし全体で140p程の本一冊に現代トポロジーで主要な定理の紹介を詰め込んだために、5章以降辺りから説明を略した難しい用語や数式がぽんぽん飛び出てくるので、トポロジー初心者は4章まで読んで後のページはぺらぺら眺めておしまいとする方が後腐れがなく良いように思う。2011/09/29

こめ

0
タイトルにある通り、これを読むとトポロジーの世界に誘われる。自分は、以前から少々気になっていた結び目に興味が湧いた。とても読みやすいので、外観を掴むという意味でも良い本かもしれない。2017/10/11

数学徒

0
130ページほどの小型本。誘いとあるようにトポロジーに誘われます。トポロジーを勉強しようとする方の最初本に最適だと思われます。文字もびっしりつまっていなくて読みやすいです。第6章以降は近年発見された定理の解説で、初学者には読みづらいかもしれないですが、トポロジーが現代までどのように発展してきたかが分かると思います。2013/12/23

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