内容説明
父の声が聞こえる。それは、切ないほど温かい、貧しくとも心豊かだった、あの頃の記憶。
目次
第1章 雑司ヶ谷(栗原対天坊さん;雑司ヶ谷の家に;雑司ヶ谷の夏;京都 ほか)
第2章 地の願い(ふる里をあとに;伊豆洋裁女学院をあとに;三鷹から;父の手紙 ほか)
著者等紹介
藤井美那子[フジイミナコ]
大正9年12月25日、クリスマスの日に生まれる。同14年8月、4歳の時に父、藤井柏堂(はくどう)(日本画家)に連れられて榛名山二ツ嶽へ移住。ハルナコとも読める美那子の名は、父の榛名への憧れから付けられたという。18歳まで山の生活を送り、昭和29年に五味雅吉と結婚。自然良能会を設立して今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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