内容説明
ドイツ軍占領下のフランス。美貌の女性ジャンヌとドイツ軍青年将校フリッツの間に生まれた愛。幸せもつかの間。フリッツは東部戦線へ送られ、やがてフランスは解放される。しかしジャンヌを待っていたのは自由の歓喜ではなく「敵将校の情婦」の汚名と迫害だった―「シュプール」に続いて贈る長編小説。
著者等紹介
上田康宏[ウエダヤスヒロ]
1944年愛媛県松山市に生まれる。山口大学卒業。2004年大阪府職員を定年退職。2005年「島」で第94回コスモス文学新人賞奨励賞(長編小説部門)を受ける。2006年『シュプール‐ドイツ・魂の旅』(牧歌舎)出版。奈良県橿原市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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