目次
『いと長き旅路』―「かのように」想うこと
『天使も踏むを畏るるところ』―「浄らかな変容」(transfiguration)
『ハワーズ・エンド』―「霊」(ghost)と「干し草」(hay)
『眺めの良い部屋』―「儚き」(transitory)感覚
『インドへの道』の「雰囲気」(atmosphere)―「存在」と「不在」
垣の向う側―「戻る」ことの意味
「モーリス」―暗闇と宵待草
『ある貴婦人の肖像』についての一考察―フォースターの鏡を透したイザベル
『ダロウェイ夫人』における存在感―E.M.フォスターと比較して
影とダイアモンド―『いと長き旅路』におけるロマン派的感覚
E.M.フォースターとインド―永遠の棲家を求めて
著者等紹介
山本洋子[ヤマモトヨウコ]
国学院大学卒業。1978年日本大学文理学部英文科大学院博士課程満期修了。1977‐8年英国ケムブリッヂ大学にvisiting scholarとして留学。1900年より佐野短期大学助教授として勤務。現在、佐野短期大学特任教授日本大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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