新潮文庫<br> 生きるとは、自分の物語をつくること

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新潮文庫
生きるとは、自分の物語をつくること

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  • サイズ 文庫判/ページ数 151p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101215266
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者と静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見…。それぞれの「物語の魂」が温かく響き合う、奇跡のような河合隼雄の最後の対話。

目次

1 魂のあるところ(友情が生まれるとき;数字にみちびかれて;永遠につながる時間;子供の力;ホラ話の効能)
2 生きるとは、自分の物語をつくること(自分の物語の発見;「偶然」に気づくこと;黙っていられるかどうか;箱庭を作る;原罪と物語の誕生;多神教の日本に生まれた『源氏物語』;「死」への思い、「個」への執着;「原罪」と「原悲」;西欧一神教の人生観;厳密さと曖昧さの共存;忘れていたことが出て来る;傍にいること)

著者等紹介

小川洋子[オガワヨウコ]
1962年岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞、1991年「妊娠カレンダー」で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞を受賞。多くの小説やエッセイを発表している

河合隼雄[カワイハヤオ]
1928年兵庫県生まれ。臨床心理学者、京都大学名誉教授。京都大学理学部数学科卒業後、アメリカ留学を経て、スイスのユング研究所で日本人初のユング派分析家の資格を取得、ユング分析心理学の日本の第一人者となった。『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵夢を生きる』(新潮学芸賞)ほか、著書多数。国際日本文化研究センター所長、文化庁長官を歴任。谷川俊太郎、村上春樹、佐渡裕など、作家・音楽家とも深い交流を持ち、幅広く活躍した。2007年7月19日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

227
小川洋子氏はいう。ただ想像だけで書く小説も、現実の有り様を注意深く観察することを怠ってはいけない。物語は常に目の前にある。…臨床心理学者、河合隼雄氏とのユーモア溢れる対談。…悩んでいるときは物語を探している。「頑張れ」って言葉は「さよなら」ということと同意。望みを失わせず傍らにいることが大切。小説を読んで気持ちが楽になったり、きっかけを得たりする。どこか深く沈んでいく、しかし突然目の前が開ける感覚。…人間は矛盾しながら生きている。厳密さと曖昧さを共存させるように生きられないか。そこに自分の物語が生まれる。2022/01/16

だんぼ

128
小細工をほどこしたわけじゃないのに、 何かのはたらきによって物事がうまい具合に収まってゆく。 あるいは、無関係だったはずの出来事が知らず知らずのうちに結びつき、想像を超えた発展を見せる。 人生は、物語みたいだなあ、とふと思う。 ぼくも、こう感じることがある2022/01/07

Gotoran

128
約2年積読中だった本書、その前に、小川著書未読ゆえ、予備知識習得のために遅蒔きながら幾つかの小川作品(「薬指の標本」「博士の愛した数式」他)を読んだ。機が熟したので・・人の深層心理を扱う臨床心理学者と小説家の対談集。期待を裏切らず、まさに胆胆相照らすお二方という印象で、ユーモアを交えた対話は気軽に読め、興味深い内容であった。「博士の愛した数式」をベースにした“魂のあるところ”、「源氏物語」、「箱庭」に話が及ぶ“生きるとは自分の物語をつくること”、河合先生の追悼の意が強い、(小川さんによる)“二人の↓2013/07/15

おくちゃん🍸柳緑花紅

113
読書メーターに登録していなければ出会うことはなかった、素敵な一冊♪裏表紙に書かれているように、それぞれの「物語の魂」が、温かく響き合う奇跡のような河合隼雄さんとの対話。傍にいることー何気なく人を励ましているつもりでも全然励ましたことにはなってなくて、むしろ中途半端に放り出しているって事が・・・「あなたが持ってきた荷物は私も持っていますよ」そしていつも傍にいる。心に深く残った。この作品との出合いもきっと私の物語に何か意味があるのでしょう。2014/12/10

Hideto-S@仮想書店 おとなの絵本 月舟書房

113
河合隼雄さんと小川洋子さんの対談集。雑誌の企画で開かれた『魂のあるところ』と、これに続く『生きるとは、自分の物語をつくること』を収録。河合さんが逝去されたため、小川さんが『長過ぎるあとがき』を寄せています。心の深い場所をわしづかみにされる言葉で本がキラキラ輝いていて、255字でまとめ切れない。臨床心理の現場で人々の物語に耳を傾け続けた河合さんと、物語作家の魂の対話。〈自分も相手も死ぬ、ということを日々共有していられれば相手のマイナス面も含めて受け入れられる〉〈その観点で見たらひとときが永遠になる〉。2014/10/23

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