内容説明
川本ゆかり、山尾朱子などのオリンピック選手を生み出し、日本の新体操界を索引してきた、ふじしま新体操クラブ。その独自の指導法と、個性的で想像(創造)力あふれる演技の秘密を、いま説き明かす。子どもの成長を見守り応援するすべての人びとへ―。
目次
第1章 風のように動きたい―新体操との出会い(出会いの感動から夢の実現へ;新体操の誕生)
第2章 新体操とともに生きる―ふじしま新体操クラブ三〇年の歩み(ふじしま新体操クラブの設立;経験と土台づくり―第一期 ほか)
第3章 光彩を放った選手たち―信頼の心を育む(選手たちといかに向き合うか;川本ゆかりとの出会い ほか)
第4章 心と身体をいかに表現するか―わたしの新体操論(新体操における美について;美の究極に心馳せて ほか)
第5章 子どもの心に寄り添いながら―教え、学び、ともに創る喜び(はじめの一歩;児童との出会いから ほか)
著者等紹介
藤島八重子[フジシマヤエコ]
1941年、東京生まれ。藤村女子高校にて新体操を始め、インターハイ、国体に選手として出場し、ともに優勝。卒業後、東京女子体育大学新体操部に所属し、インカレ、全日本選手権優勝など、選手として活躍。卒業後、大学の研究室に残り、後進の指導にあたる。1969年第4回新体操世界選手権大会(ブルガリア・バルナ)、日本初参加のときのコーチ。現在、ふじしま新体操クラブを主宰。幼児から主婦、老人まで、幅広く体操の指導にあたっている。功労賞受賞―東京都・清瀬市・日本体操協会・社団法人日本新体操連盟(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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