出版社内容情報
現在世界で最も影響力のあるニーチェ研究者による主著、ついに邦訳! ポストモダンのニーチェ解釈と決別した21世紀の新スタンダードを示す。『道徳の系譜学』を中心とするテクストを分析哲学的なスタイルで読解し、事実や科学を重視した自然主義者としてのニーチェをクリアに描き出す英米のニーチェ研究最前線!
内容説明
ニーチェ研究最前線!現在世界で最も影響力のあるニーチェ研究者の主著、ついに邦訳!『道徳の系譜学』を中心とするテクストを分析哲学的なスタイルで読解、ポストモダンのニーチェ解釈と決別し、事実や科学を重視した自然主義者ニーチェをクリアに描き出す21世紀の新しいスタンダード。
目次
第1章 イントロダクション―ニーチェは自然主義者かポストモダニストか
第2章 知的遍歴と背景
第3章 ニーチェの道徳批判1―批判の射程と道徳的行為者性の批判
第4章 ニーチェの道徳批判2―道徳規範の批判
第5章 「系譜学」とは何か、『系譜学』とは何か
第6章 第一論文の解説
第7章 第二論文の解説
第8章 第三論文の解説
第9章 一九〇〇年以降のニーチェ―批判的な問いに応答する
著者等紹介
ライター,ブライアン[ライター,ブライアン] [Leiter,Brian]
1963年、ニューヨーク生まれ。シカゴ大学法理学カール・N・ルウェリン冠教授(ロースクール)、法学・哲学・人間的価値研究所所長。プリンストン大学哲学科卒業後、ミシガン大学アナーバー校でJ.D.(法務博士号)と哲学のPh.D.を取得。専門はニーチェ哲学・法哲学・道徳哲学など。国際ニーチェ研究学会(The International Society for Nietzsche Studies)創設メンバーの一人
大戸雄真[オオトユウマ]
1994年、熊本県生まれ、千葉県育ち。慶應義塾大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻(倫理学分野)修士課程修了。同大学院在学中、交換留学生としてサウサンプトン大学哲学科修士課程に学ぶ。専門はニーチェ哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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