内容説明
1998年に初版発行した「ファッションビジネスの基本」上下2巻を、大幅に改訂し、1冊にまとめたものである。改訂に際しては、まず1990年代までの記述であったファッションビジネスの変遷史や年表などは、2000年代前半まで追加した。また旧本で引用掲載した分析資料などでも同様に、今日までの変化を筆者が独断で加筆した。ドッグイヤーといわれるIT(情報技術)の急速な発達によるニュービジネスの拡大や、2000年代前半までの市場の変化についても、意識して補充するよう心掛けた。
目次
第1編 ファッションビジネスとは何か
第2編 私たちの生活とファッション
第3編 アパレル産業の構造はどうなっているか
第4編 市場戦略(マーケティング)のポイント
第5編 商品化計画(マーチャンダイジング)のポイント
第6編 アパレルビジネスの流通
第7編 新しいマーケティングの時代へ
著者等紹介
大枝一郎[オオエダイチロウ]
1938年(昭和13年)東京生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)理学部数学科専攻。日本繊維経済研究所で「東レサークル」を担当したのをスタートに、ファッション流通のジャーナリスト&エディターとして活動。1964年(昭和39年)ファッション流通専門月刊誌「チャネラー」の創刊に参画し、編集長、(株)チャネラー代表取締役社長を歴任。1990年(平成2年)に独立して大枝事務所を設立。横浜ファッション協会専務理事、(株)チャネラー相談役などを兼務。現在はファッションビジネス・流通関係の執筆・講演・講義活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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