内容説明
IT業界の大立者タイタス・ケインが、アルヴァーロと名乗る男から、6400万ドルを払わなければタイタスの近親者を一人ずつ殺していくと脅迫された。警察やFBIへの通報を禁じ、タイタスの二匹の飼い犬を惨殺して男は立ち去った。翌日、タイタスの親友が事故死する。続いて秘書が謎の死を遂げた。やつらの思いどおりにはさせない。タイタスは身の危険を顧みず、最新鋭のテクノロジーを駆使して犯行グループの追跡を開始した…。闇の中で、人知れず、両者の戦いの幕が切って落とされる。
著者等紹介
リンジー,デイヴィッド[リンジー,デイヴィッド][Lindsey,David]
1944年テキサス生まれ。ノース・テキサス大学英文学部卒業後、編集者を経て、1972年にハイデルバーグ・パブリッシャーズを設立。その後、1979年から執筆活動に専念している。著作の多くがヒューストンを舞台にしており、1980年から定期的にヒューストン警察殺人課で事務職に就いて、作品の背景作りに必要なリサーチを行なっている。作品はいずれも高い評価を受けている
鳥見真生[トリミマサオ]
北海道生まれ。東北大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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